イノベーションカードが知らせる
本日の斬り口:みんなは何におどろく?
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表と裏か。。。
拙者、易占を嗜むが、
占うときの道具が
いくつかある。
易占家が表現されるとき
筮竹(ぜいちく)
という竹の棒を
じゃらじゃらしている
イメージが多い。
これ以外に、
古銭(コイン)
や
サイコロ
がある。
これらの道具を
使って
陰陽
を決定し、
卦を得る。
最終的には
道具なし
で自分の目の前に
起こる事象、
景色の動きから
陰陽を読み解く
ことができるように
なるでござる。
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拙者、易の世界を
知ってから、
俄然、
陰陽のしくみ
が気になり出した。
易では、
宇宙は陰陽の
動的平衡の集合体
が大前提である。
と拙者は
解釈している。
この世のすべては
陰陽
から成り立っている。
白/黒
太陽/月
男/女
外側/内側
光/陰
太い/細い
熱い/冷たい
など例を挙げていくだけで
この原稿の誌面が尽きる。
最小のことを考えると、
原子核と電子
だって、
ブラス/マイナス
だし、原子核を
もっと細かくしても
ダウンクォーク
アップクォーク
と陰陽関係が
存在している。
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陰陽は、互いに
影響し合うとより
牽引しあっている。
陽極まれば
陰となり
陰極まれば
陽となる
というように
互いが互いを
含んでいる。
表裏は、この陰陽と
似ているが違う。
たとえば、
木陰をみると
日向は陽で
日陰は陰だ。
それはともに
生じている。
表裏は
視面
が違う。
視面なんて言葉は
ないが、そう
呼んでおくでござる。
表裏は同じ面では
起こらない。
表を見ているとき
裏の存在は無だ。
裏を見ているとき
表の存在は無だ。
無である部分に
何か自分がいる面とは
反対のエネルギーが
ありそうだ。
とは思えるが、
それが自分の視点に
現れることはない。
表をみて
全世界を知っているかのように
振る舞い
裏をみて
全世界を知っているかのように
振舞う。
表のルールは
裏のルールと
交わることがなく、
裏のルールが
表のルールと
混在することもない。
がっ、
ひっくり返る
ってことが起こる。
オセロで白黒が
ひっくり返ることで
その盤面の景色が
変化するように。
表と裏がひっくり返るとき
世界はその常識を
塗り替えていく。
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ってことで
表裏とは、表であること、裏であることが重要なのではない。
表裏とはひっくり返るための必須要素
でござる。
拙者、ひっくり返るが言えなくて、しっくり返るになるでござるよ。
パンダ侍のプロフィール
あまりの弱さに
天敵に追われ、
争いを避けて、
しぶしぶ笹を食べ始める。
しだいに美味しく
感じれらるようになり、
肉食であるにもかかわらず、
肉をまずく感じるようになった
熊を先祖に持つ。
育ての先生の
気まぐれから、
こやつは笹薮から
世間に出してみよう
ということで、
草むらを転がり、
川のせせらぎをまたぎ、
欄干をスキップして、
東京に生息。
ある日、笹かまを食べ、
こ、これは笹ではない
と、その驚きで、ほっぺが落ち、
その衝撃で震えがとまらなくなり、
その震えから膝ががくっと落ちた、
その瞬間、
本質を見定めよ。
と天啓をうける。
それ以来、
本人の意思とは関係なく
白いしっぽが
陰陽太極図となり
白黒混ざり合う世の中で、
そもそもを斬ることになる。
腰に非常食の竹笹を
さしていたところ、
侍だったんですねー。
と、たまたま勘違いされ、
パンダ侍と
呼ばれるようになり、
現在に至る。
食べること、人間観察、木彫を修行とし、
愛と誠と調和、そしてユーモアを信条とし、
対話によって内発と創発を起こす現場づくりを得意とし、
中小企業の理念づくりやブランディング、新規事業開発を通じた組織変容、
また、経営者の自己変容セッションを生業にしている。
日本大学大学院藝術学研究科修士課程修了後、
企画・コンテンツ開発会社で企画ディレクションを経験後、2006年、株式会社つくるひとを創業。
売上高2億~7,700億円規模の組織、業種業態を問わず、創業以来780を超えるプロジェクトを経験。
10年間でのべ3万人の現場会議を中心に据え、対話型の課題解決に関わる。
現場プロジェクトメンバーの個人成長と集団組織の変容を
常に後押しするプロジェクト型のコンサルティングスタイルを貫き、「考え方」や「対話デザイン」を修得してもらいながら、実際の課題解決をすすめる。
幼いときは宇宙人、変人と、揶揄され、学校社会になじめないまま成長したが、実社会では「変人視点」が求められることが増え続け、重宝されている。
ツクリビト株式会社 代表取締役
デキル。株式会社 代表取締役
一社)一般社団法人ビーイング・バリュー協会 理事/マスターコンサルタント