イノベーションカードが知らせる
俵屋宗達が描いた、
風神雷神図を
初めてみたとき、
神たちが
なにやら楽しげで
拙者もその世界に
参加したくなったでござる。
雷神をみると
白
で肉体が
描かれているでござるね。
これがまず
宗達らしさ
でもあるでござるよ。
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仏画では
雷神を
赤
で表現することが
通例。
雷はバリバリっ!と
地上を燃やす
引き金だったため
火を連想させる
赤で描かれていたの
かもしれない。
それを宗達は
白
で表現した。
諸説いろいろ
あるのでござるが、
拙者、初めて
この絵をみたとき
雷神=白
で描いた
宗達を心底
尊敬した。
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雷神は
電気
を司っている。
雷神が手にしている
金属の道具も、
背に描かれている
太鼓のようなものも
すべて、
電気と振動
を起こすための
ものだ。
雷の稲妻をみれば
そこには
色はなく
白っぽい現象
に見える。
赤ではなく
白く描かれた
雷神をみたとき
慣習を打破する
宗達の美意識を
感じたでござる。
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そして太鼓。
太鼓は雷神が
打つことを
想定すると、
太鼓の皮部分が
正面を向いて
いる必要がある。
図にすると
◯-◯-◯
こんな連なりだ。
高木ブーの雷神の
背景には、
太鼓の面がこっちを
向いている。
宗達の雷神の
太鼓は違う。
太鼓の串刺しだ。
太鼓の木枠の部分が
正面を向いている。
これも、拙者が
宗達を尊敬した
ポイントだ。
なぜなら、
電気の神は
打つという行動を
とらない
はずだからだ。
拙者が思うに
電気で
ブルブル震えるから
自然に音が出る。
手にしている
金属の道具は
増幅装置
だ。というのが
拙者の解釈だ。
そう。
雷神は打たずに
音を響かせるのでござるよ。
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ってことで
雷とは、天気ではない。
大地を震わせる電気の働きのこと
でござる。
拙者、ビーナッツの雷おこしが好きでござるよ。
パンダ侍のプロフィール
あまりの弱さに
天敵に追われ、
争いを避けて、
しぶしぶ笹を食べ始める。
しだいに美味しく
感じれらるようになり、
肉食であるにもかかわらず、
肉をまずく感じるようになった
熊を先祖に持つ。
育ての先生の
気まぐれから、
こやつは笹薮から
世間に出してみよう
ということで、
草むらを転がり、
川のせせらぎをまたぎ、
欄干をスキップして、
東京に生息。
ある日、笹かまを食べ、
こ、これは笹ではない
と、その驚きで、ほっぺが落ち、
その衝撃で震えがとまらなくなり、
その震えから膝ががくっと落ちた、
その瞬間、
本質を見定めよ。
と天啓をうける。
それ以来、
本人の意思とは関係なく
白いしっぽが
陰陽太極図となり
白黒混ざり合う世の中で、
そもそもを斬ることになる。
腰に非常食の竹笹を
さしていたところ、
侍だったんですねー。
と、たまたま勘違いされ、
パンダ侍と
呼ばれるようになり、
現在に至る。
食べること、人間観察、木彫を修行とし、
愛と誠と調和、そしてユーモアを信条とし、
対話によって内発と創発を起こす現場づくりを得意とし、
中小企業の理念づくりやブランディング、新規事業開発を通じた組織変容、
また、経営者の自己変容セッションを生業にしている。
日本大学大学院藝術学研究科修士課程修了後、
企画・コンテンツ開発会社で企画ディレクションを経験後、2006年、株式会社つくるひとを創業。
売上高2億~7,700億円規模の組織、業種業態を問わず、創業以来780を超えるプロジェクトを経験。
10年間でのべ3万人の現場会議を中心に据え、対話型の課題解決に関わる。
現場プロジェクトメンバーの個人成長と集団組織の変容を
常に後押しするプロジェクト型のコンサルティングスタイルを貫き、「考え方」や「対話デザイン」を修得してもらいながら、実際の課題解決をすすめる。
幼いときは宇宙人、変人と、揶揄され、学校社会になじめないまま成長したが、実社会では「変人視点」が求められることが増え続け、重宝されている。
ツクリビト株式会社 代表取締役
デキル。株式会社 代表取締役
一社)一般社団法人ビーイング・バリュー協会 理事/マスターコンサルタント