「私のSNSルールを決めてほしい」【読むPodcast | ゲリラマーケティング】

第476回「私のSNSルールを決めてほしい」
という金子さん。
発信の質や頻度も大事なのですが、SNSにはもっと大切な前提があると思うんですよね。

栃尾

こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。

金子

念願のハムスターを飼い始めました!金子亜佑美でーす。

安田

安田佳生でーす。

栃尾

おめでとー。

金子

ありがとうございまーす。

安田

前、飼ってませんでした?

栃尾

(笑)

金子

飼ってたんですけど、まあ、亡くなってしまって、もう1回飼い始めたいなと思って。

安田

ハムスターって子ども産まないんですか?飼ってるあいだに。

金子

あ、えーとね、メスとオスがいないと産まないですね。

安田

そりゃそうでしょうけど(笑)

栃尾

(笑)

金子

(笑)

安田

メスとオスを飼えばいいじゃないですか。

金子

……まだそこまでいってないですね。

栃尾

ふーん。

安田

ふーん。ということは、金子さんに飼われると、一生異性と遭遇せずに人生を、ハムスター生を終えていくわけですね。

金子

そうですね(笑)

栃尾

悲しいことを(笑)

金子

そうですね。間違いない。

安田

悲しい……。

金子

そのかわり、めっちゃ可愛がるんで大丈夫です。

安田

へぇ~。

栃尾

はい。お名前決まったら教えてください。

金子

お名前きのう決まりました。

栃尾

えっ、なにになったの?

金子

Siriちゃんっていう名前にしました。

栃尾

シリ!?

金子

Hey Siri。

栃尾

あ~。

金子

Siriちゃんにしました。

栃尾

アップルのSiriと同じ?

金子

はい。

栃尾

おめでとうございまーす。

金子

ありがとうございまーす。よろしくお願いしまーす。

栃尾

そんな亜佑美ちゃんから今日は質問があるということで。

金子

はい。あのー、お二人にちょっと相談したいことがあって、今日は馳せ参じたんですけど。

栃尾

はるばるね。

金子

えーと、「SNSのルールを決めよう」の回をやりたかったんですけど。内容としては、去年SNSでちょっと嫌なことがあったりとか、SNSをやめようかなと考えてたんですけど、結局は情報源になることとか、あとはポッドキャストで知り合った、会ったことがない人とのつながりを切りたくなかったので、去年の終わりに「やっぱりやめない」ということを決めたんですけど、そこから自分の好きなように使ってたんですけど、作品を載せると結構反応してくださる方が多くてうれしかったので、今後もっと多くの方に自分の活動を見ていただきたいなあと思っていて、それで今日、お二人のお知恵を拝借して、SNSを使ううえでのルールを決めていきたいなと思っております。で、1か月間、今日決めたルールを使って、最終的にはもっと見てもらえるようなルールづくりをしていきたいなと思っております!よろしくお願いしまーす!

栃尾

ルールっていうか戦略みたいなこと?

金子

いや、えっとですね、ルールです。

栃尾

「毎日何本」とか、そういうのを決めたいってことね。

金子

そうですそうです。

栃尾

目標じゃないけど、目標よりもうちょっと拘束力のあるのがルールってことね。

金子

そうですそうです。「やらないこと」と「やること」とか。

栃尾

タスクか。

金子

そうそう。なので、えーと、発信力を高めたいのかなと。ざくっと縮小すると。

安田

じゃあ、SNSをつづけるということは決めて、やるなら、もうちょっとうまく活用したいってことですね。

金子

はい。

安田

なるほど。

栃尾

SNSはなにをやってるの?いま対象としてるのはなになの?

金子

えーと、いまはイラストと写真をSNSでアップしてて。

栃尾

あ、プラットフォームは?

金子

プラットフォームについては、ツイッター・インスタが主ですね。

栃尾

ふーん。はい。

金子

で、私の今日決めたルールをいろんな人がやっても、うまくいくような感じにできたらなあとは思うんですけれども。

安田

なるほど。

栃尾

どうですか?安田さん。

安田

うーん、まず、テーマがいりますよね。

栃尾

なるほど。

金子

テーマ?

安田

絵とか写真を投稿してるわけですよね。

金子

はい。

安田

なんのために投稿するのかってことじゃないですか。

金子

なんのために?

安田

はい。なんのためなんですか?

金子

えーと、私は個人で仕事をしているので、個人の仕事のイメージづくりのためにやってます。

安田

個人の仕事はどんな仕事なんでしたっけ?

金子

えーと、グラフィックデザインを主にしてるんですけど、ロゴをつくったり、写真を加工したり、あとは、またちょっとちがうけど、音声編集したり、音楽つくったり、そんなことをしてます。

安田

ということは、その作品集を配信してるわけですね。

金子

そうですね、作品集を。もっといえば、毎日の功績というか、つくった作品をアップしてます。

安田

なるほど。まあ、それが見ていて面白いのかどうかというのがまずありますよね。

金子

面白いかどうか?

安田

はい。たとえば僕がフォローしてる人だったら、ガラスで昆虫つくる人とか。

金子

うーん、面白い。

安田

有名な人だったら、石に動物の絵を描いちゃう人とか。

金子

あ~。

安田

そういうのは見ててほんと感動的に面白いんですよ。「ガラスに見えない」とか「ガラスでこんな細工ができんのか」っていう純粋な驚きがあって見ていて楽しいし、人に見せたくなるんですよね。「こんなのあるの知ってる?」みたいな。

金子

うんうんうん。

安田

そういうものがまずひとつじゃないですか。

金子

人に見せたい、感動させるような作品?

安田

自分がそれを見る喜びがあるってことですよね。見るってことは、それだけ自分の時間を使うってことで、現代人そんなヒマじゃないんで、なにかやるってことは、なにか他のものやめないといけないわけですから。たとえば「マンガ読むより楽しい」とか、そういうのがいるわけですよ。

金子

なるほど。

安田

そうじゃないんだったら、それだけがフォローする理由じゃないですけど、たとえば、すごく自分が落ち込んだときに、たまにすごくいいことを言ってくれて元気になるとか、なんでもいいんですけど、発信するときに見る人の視点がいりますよね。

金子

うん。

安田

「自分がこういうので作品を配信したい」っていうことは、こっち視点じゃないですか。相手視点がいりますよね。

金子

なるほど。相手視点。

安田

「見てくれる人にとってどういう価値があるのか」っていうことを考えて配信するっていうのが、まず第一じゃないですかね。

金子

うんうん。

栃尾

うんうんうん。

安田

それが見ただけでわからないんだったら、「こういう人にこういう気持ちを込めてつくりました」とか書くとかね。

金子

あ~、なるほど。

安田

見るたびに癒やされるんだったら、見てくれる人はいるんじゃないのかなって気がしますね。驚きでもいいし、癒やしでもいいし、まあ、なんでもいいんですけど、なにかがいるってことですよね。

金子

なるほど。

栃尾

見る動機が?

安田

はい。

栃尾

うんうん、なるほど。

金子

見る動機……。

栃尾

そのへんどうなの?亜佑美ちゃん的に。

金子

そうですねえ、私が見て癒やされた写真をアップしたりはしてるんですけど、逆にいま安田さんがおっしゃってたような、見る人の視点という意味では考えてなかったなあと、いま、ちょっと反省しました。自分は感動するけど、たしかに人の立場に立って見たら、そんなでもないのかなあとかって、いまちょっと思ったりしてました。

安田

自分が感動するっていうのもいいと思いますよ。自分も人のうちのひとりなんで。なんていうんでしょうね、「私が仕事を取るために配信してる」っていうんじゃなくて、「私がこれを見て癒やされたから、人にも共有してあげよう」っていうのは、その時点でちゃんと成立してると思います、私は。

金子

なるほど。

安田

それがあるんだったらいいんじゃないですかね。きちんとそれを配信していけば、伝わっていくんじゃないかなあと。伝わらないとしたらば、伝える工夫はいりますよね。

金子

うん。じゃあ、そういった考えのもと、まずはテーマづくりをして、面白い作品を提供する目線をつくるってことですね。

安田

たとえば画家の方のイベントとかもイベントごとにテーマがあって、そのテーマに沿った作品を、すごくアートに造詣が深くない人でもなんとなく感じれて、そのテーマを持って帰ってもらえるような展示の工夫とかをしますよね。

栃尾

うんうん。

金子

あ~、なるほど。

安田

そういうものが必要なんじゃないかと思いますよね。

金子

わかりました。

安田

「今週はこのテーマでやってみます」みたいに言っちゃうのもありかもしれないし。

金子

なるほど。

安田

「今月はこういうことで悩んでる人のために写真を集めてみました」みたいなのもありかもしれないし。

金子

うん。それはいい。面白いですね。そうしよ。と言ってるあいだにですね、時間になってしまいましたので(笑)

安田

(笑)じゃあ、先生のおまとめを。

金子

お願いします(笑)

栃尾

えーと、見る人が見たくなるものを、そのひとつとして、毎週なのか通しなのかでテーマを決めて、これから発信していくということですかね。

金子

はい。ありがとうございます!

安田

はい。ありがとうございましたー。

栃尾

ありがとうございましたー。

金子

ありがとうございましたー。


*本ぺージは、2021年11月10日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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安田佳生
境目研究家

 

 

 

栃尾江美
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金子亜祐美
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