安田佳生です。しっくりきますね。

自然な感じになりました。もはや金子さんがいない違和感がなくなってきたかも。

ごぼうの食べ方はきんぴらしか思い浮かびません。

和食屋さんに行くと白ごま和えとか、豆腐和えとか、いろいろありますよね。

僕は料理好きなんですけど、めんどくさいのは嫌なんです。ごぼうはちょっと苦手。

タワシでこすって汚れを落とすとか。どこまでこすったらいいのかよくわかんないし。

白ネギをみじん切りにするのは好きです。

縦に切れ目入れてサクサク切ると気持ちいい。

玉ねぎも気持ちいい。包丁がよく切れることが前提ですけど。切れない包丁で玉ねぎを切るとズレちゃうじゃないですか。

ズレるともうやる気しない。だから栃尾さんの息子さんを見習って砥石を買いました。

研いでます。やっぱ砥石だなと。ちょっと切れ味を取り戻すぐらいだったらシャープナーでいいんですけど。

シャープナーは刃先をギザギザにしているだけなので、根本的な解決にはならないんです。やっぱり砥石には敵いません。切った時の気持ち良さが違う。

で、今日は砥石の話ではなく、増やす幸せと減らす幸せについて。

今回はものだけじゃなくコト消費も含めて。旅行で「高級ホテルに泊まる幸せ」とか。そういう幸せをだんだん求めなくなってきまして。

時代なのか。年齢のせいなのか。お金がなくなった開き直りなのか。原因はまだよく分からないんですけど。

高級ホテルに泊まらなくても「それなりの楽しみ方があるよね」という気がしてきて。家族で旅行するとどんなシチュエーションでも楽しめるんです。

お金がないと買えるものも限られてきまして。本当に欲しいものしか買わなかったり、本当に食べたいものしか食べなかったり。これが健康にも繋がったりして。

そうなんですよ。人生って、あるところをピークに減らしていった方が、幸せ感は増すんじゃないか。という気がしてきまして。

物欲に負けた時はどんなものを買うんですか？

なるほど。

ファッション業界の陰謀ですよ。それ。

「あなた何年も服を買ってませんね」みたいなことがバレちゃう。

それも陰謀ですよ。恐ろしい。

服はそうもいかない？

まあ確かに、ある程度の流行りは意識しますね。僕も。

基本的には自分が好きな服を着ますけど。昔は気に入った服はとりあえず全部買ってたんです。色違いで両方買うとか。

でもそういう服って着ないまま捨てることもあって。使えるお金が限られていると、よくよく考えて買うようになるから。手に入った時の喜びも大きいし。

でも、だんだん、それすら通り越してきて。

はい。欲しくても「買わない」という選択をすると物が増えないじゃないですか。それが快適で。「欲しいな〜」と思い続けられるのもいいし。

手に入れないことによるハッピーと言いますか。

だから若者は結婚しないのかも。栃尾さんの言う世界的な流れかもしれませんね。

人類がどんどん便利で豊かになってきたことの、ゆり戻しと言いますか。正反対に人間の欲求や豊かさが向かっていくような気がするわけですよ。

アパレル業界の陰謀で「古いデザインはダサい」って言われたけど。これからは逆に「かっこいい」って見られ始める可能性もあるわけです。

すごく嫌です。それだけで買ったことを後悔します。

分かります。クローゼットがスカスカになると心がスッキリしますよね。

少ないほうが愛着は湧きますよね。一つひとつに。

次の服は「最低1年は買わないぞ」って決めてるんですけど。酔っ払って買っちゃったりするんです。

ポチっちゃって後悔します。

そういう時に限ってつまんないものを買うわけですよ。

そうそう。大して欲しくもないのに。うまい具合にセールの案内が来たりするんですよ。「あなただけのためのセールです」みたいな。

お金がなくて買えない方がいいのかも。でも、ある程度満たされないと、持たない幸せって実感できない気もする。

人類全体がもうそこまで来てるってことなのかもしれません。すでにかなり満たされた状態なので。ゆり戻しが来るところまで来てる気がします。

戻る？

どうなんでしょうね。ということで、本日は以上です。ありがとうございました。