【対談(2/2)】企業のネーミング開発費の適正価格とは?~就活シェアハウスCREWSO(クルーソー)誕生秘話~

安田:ありがとうございます。名前を考えるのって、3分ぐらいでやるんじゃないか、と思われることもありますが、結構大変なんですよ。一つの案を出すのにすごくたくさん考えます。あと、今まで使ってる人はいないか、とか調べて、何日か寝かせ、ロゴと組み合わせて、ということをやっています。

 

野口:ストーリーがありますよね。

 

安田:そうなんですよね。ロゴのストーリーが上手くできると、パンフレット含め、販促・営業ツールでストーリーが生まれてくる。そうなると、受け手の皆さんも、ストーリーとして覚えてくれます。
1年以上経ちますよね、「クルーソー」という名前ができてから。

 

野口:そうですね、1年経ちますね。

 

安田:馴染んできてると思いますが、実際どうですか。

 

野口:めちゃくちゃ馴染んでますね。

 

安田:みんなと同じように一斉に活動せずに、じっくり相談しながら、時間かけながら人生を決めるのもいいんじゃないの?っていう、楽しく、旅に出るような、みたいなね。

 

野口:そこから始まったんですよね。

 

安田:それって今でも思うんですけどね、「やっぱりプロってすごいな」と思うのは、名前を見た瞬間は「もうちょっとインパクトのある名前のほうが良いんじゃないか」っていうふうに思うことがよくあるんです。でも、インパクトが強いと、そのときは盛り上がるんですけど、後で見ると飽きてくることもあります。プロがつくる名前だと飽きることなくだんだん熟成していくかんじ。

野口:すごいですよね。大満足です。

 

安田:ありがとうございます。「テレビ観ました」って言われました?「新聞見ました」とか。

 

野口:はい。最近新しい出会いがちょこちょこ生まれてるんですけど、企業さんに、「あ、知ってる知ってる。見た見た」って。つい先日もお越しいただいた方に「テレビで観ましたよ」って言われましたね。

 

安田:オーナーさん向けに話をするにしても、「テレビに取り上げられました」「新聞に出ました」というそれだけで、ちゃんとした営業ツールにもなりますしね。

 

野口:そうなんですよ。「このあいだテレビに出た人です」と紹介されると、みんな一気に注目してくれます。「えっ、どんな?」みたいな。効果は大きいです。それだけの宣伝広告をしようと思ったら莫大な費用がかかるじゃないですか。テレビとか新聞、雑誌、これまで取り上げられてきたものに、もしお金をかけて広告を出すとしたら、多分1,000万とかじゃきかないかもしれませんね。

 

安田:テレビでCMをやろうと思ったら何億もかりますしね。
今後も第2弾、第3弾と広がっていくと思いますのでどんどん取り上げていっていただきましょう!

 

野口:これからもよろしくお願いします。

 

安田:ぜひ。

 


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(就活がシェアハウスのコンセプトに決定~社内でネーミング考案~クルーソー誕生)

野口 政隆(のぐち まさたか)
株式会社ディーマン 代表取締役。2008年5月同社を設立。
「自慢の建物を創る」がコーポレートメッセージ。ビル、マンション等の施工や設計提案、ビルマネジメント等の事業を行う。本インタビューのキーワードでもある就活シェアハウスCREWSO(クルーソー)のようなシェアハウス事業をさらに盛り上げるため、企業の雇用と空き家問題をメイン事業とする株式会社キャリアアップを2015年に設立、代表を務める。

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