【GlobalPicks/vol.088】LONDON(UK)の注目スタートアップ

GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜
著者:小出 紘道



先週までは、MSNのライフスタイル変化の注目点についての記事」を紹介しました。
今週からは、LONDON(UK)の注目スタートアップを紹介していきます。
EU-Startupsというサイトから見つけてきました。
LONDONは僕が学生時代と初期社会人時代を過ごした場所なので、ついつい注目してしまいがちです、、、。今回の記事はこれ


https://www.eu-startups.com/ 2019/07/10-london-based- startups-to-look-out-for-in- 2019-and-beyond

10 London-based startups to look out for in 2019 and beyond
2019年以降注目のロンドン拠点のスタートアップ10社

「今のLONDON(UK)」と言えば、 そもそも3つの大きなBuzzWordがあって、 1つはご存知の「Brexit」、2つ目に「Boris  Johnson」、3つ目に「Toxic」です。
まずは、この3つ「いつか役に立つかもしれない」 のでお伝えします。

Brexit(ブレグジット) については解説不要と思いますので省きますが、British( 英国)とExit(脱退)の造語なので、そのことだけ念の為。

Boris  Johnsonはイギリスの首相です。ボリス・ ジョンソンです。トランプ大統領よりもイカれた男として、 一部国民の熱狂的な支持に支えられています。 言うまでもないですが、Brexitを強行しようとしています。 保守党(Conservative)の党首です。
なお、首相は英語でPM(Prime Minister)です。普通にPMと文字表記されます。

Toxicは、昨年のイギリスの流行語大賞を受賞していまして、 「有害な」という意味です。第一義的には「環境」や「健康」 に対して「Toxic(有害な)」 ものが溢れかえっていることを批判しているわけですが、 流行語にまでなった背景には、例のアメリカ発の「# MeToo運動」があります。男性の「有害さ」を揶揄して、 古い考えの男性のことを「toxic masculinity」(有害な男性・男らしさ) 」と批判しています。

ということで、造語としての「Brexit」の由来と、 トランプよりイカれた「Boris  Johnson」と、# MeToo運動のイギリス的アンサーとしての「Toxic」 を紹介しました。

前置きが長くなりましたが、10社(サービス) 順に見ていきます。
今日は、1つ目だけ。

Wagestream
(https://wagestream.co.uk/)

—原文
Wagestream is a social impact fintech startup with a mission to end payday poverty. Its flexible wage app allows staff to collect a percentage of their earned wages any day of the month, for a flat fee of £1.75.— re-establishing the link between work and reward.


Wagestreamは、 社会的なインパクトを持つfintech(フィンテック) スタートアップで、payday poverty(給料日貧乏) に終止符を打つことを使命としています。このアプリによって、 労働者はその月にそれまで働いた分の賃金を、 給料日を待たずにいつでも手に入れることができて、 そのためのコストは1.75ポンドで済みます。
「労働」と「報酬」の間のタイムラグを再構築しているのです。

payday(給料日) 直前が一番貧乏っていうのは日本でもありがちですね。
シフト制の労働者(バイトの人など)が、 その月の給料をもらえるのは翌月になるので貧困や借金や犯罪が増える、ということがイギリスでも大きな社会問題になっています。

Wagestreamを使えば、少額の手数料を払って、 最短だと「その日のシフトが終わった直後」 に報酬を手にすることができるので、 急速にこのサービスが拡大していくと予想されています。
まあ、「当月の給与を担保にした、超スピード融資( 的な金融手法)」のことを、うまくFintech( フィンテック)という形で「モダンにラッピング」したサービス、 ということでしょうね、、、実態は。

とりあえず、「○○Tech」と言っておけば「大体OK」 なのです。
何しろ2019年なのですからw

 


「本コラムと、本業ビジネスとの関係」(著者・小出紘道より)

本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。

著者情報

小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)

◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ
代表取締役社長
http://citation-sp.co.jp

◆株式会社シタシオンジャパン
取締役会長
http://www.citation.co.jp

◆株式会社 イー・ファルコン
取締役
http://www.e-falcon.co.jp

<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた)
・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった)
・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった)
・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった)
・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)

 

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