【大手の作法/019】 フランチャイズ・プレイヤーを崇めよ

フランチャイズ・プレイヤー(バンディエラ)とは?

視点を変えますが、スポーツの世界では「入団から引退までを同一クラブで過ごす選手」をフランチャイズ・プレイヤーと呼び、レジェンドとして敬います。
サッカーではバンディエラとも呼ばれますが、バルセロナのメッシ。ローマのトッティ。リバプールのジェラード。日本では川崎の中村ケンゴなどがそう称されます。
野球では、ヤンキースのジーター。ドジャースのカーショー。古くは王さんや長嶋さんもそんな存在。

上記に挙げた選手は、いずれも球界を代表するプレイヤーであり、球団やファンにとっては「誇り・魂・伝説」であり「永遠のアイドル」として、世代を超え愛され続けています。

私はアスリートの成功や失敗のプロセス、その時の思いなどを知ることが好きです。同様に企業で働く方々のこれまでの歴史から学ぶことも大好きです。特にベテランの先輩方から武勇伝をうかがうことは非常に楽しく刺激的です。本屋さんにはアスリートや有名経営者の「思考・経験・想い」がビジネス本として並んでいますが、大企業とは言え、社長以外の幹部層が書籍を通して思いを語りつないでいることはないに等しいです。

昨今、若手層がベテラン層と接する懇親の機会も減っているようで「生涯1社を貫いたフランチャイズ・プレイヤーであるレジェンドたち」の思いをつなげることは難しくなっているようです。

大手で働く若手世代や、大手と付き合う中小企業にとっては、そのようなフランチャイズ・プレイヤーたちの歴史を知り、その思いを活かすことで、価値感・提案の幅が広がり、実践・行動の質も高まることと思います。大手には、華やかな表舞台に立った方以外にも数多くの語り継がれるべき伝説がたくさん存在するのです。


高松 秀樹(たかまつ ひでき)

たかまり株式会社 代表取締役
株式会社BFI 取締役委託副社長

1973年生まれ。川崎育ち。
1997年より、小さな会社にて中小・ベンチャー企業様の採用・育成支援事業に従事。
2002年よりスポーツバー、スイーツショップを営むも5年で終える。。
2007年以降、大手の作法を嗜み、業界・規模を問わず人材育成、組織開発、教育研修事業に携わり、多くの企業や団体、研修講師のサポートに勤しむ。

安田佳生とおこなう「スイッチミーティング」

「広告費を削減したい」「競争に巻き込まれない商品を手に入れたい」という経営者のみなさま。発想をスイッチして、「新しい商品」と「新しい顧客を」つくってみませんか?

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