【大手の作法/049】ビッグサンダーマウンテンと呼ばれる男

 このコラムについて 

「担当者は売り上げや組織の変革より、社内での自分の評価を最も気にしている」「夜の世界では、配慮と遠慮の絶妙なバランスが必要」「本音でぶつかる義理と人情の営業スタイルだけでは絶対に通用しない」
設立5年にして大手企業向け研修を多数手がけるたかまり株式会社。中小企業出身者をはじめフリーランスのネットワークで構成される同社は、いかにして大手のフトコロに飛び込み、ココロをつかんでいったのか。代表の高松秀樹が、大手企業とつきあう作法を具体的なエピソードを通して伝授します。

本日のお作法: ビッグサンダーマウンテンと呼ばれる男

先日、大手産業材メーカーさんが実施する「社内ディベート大会」を見学させていただきました。

人事・採用・育成などの今後の計画を検討する際に「新しい視点獲得・視野拡大」を目的に数年前から実施しているのだとか。

若手からベテラン、管理職が4チームに分かれて、いくつかのテーマについて異なる立場から議論を進めていくのです。

しばらく拝見していると、これが面白い!!

・対立意見にも笑顔で相槌を入れる人
・相手に配慮しすぎて、自らの論点がブレまくってしまう人
・配慮のかけらなど、まったく見せずに、相手を叩きのめそうとする人
・「はい。論破!」と高圧的なセリフで勝手に勝利宣言する人

なるほど。日頃、高松との打合せ場面でもお見かけする普段のお人柄がそれぞれに見て取れるのです笑

ディベートの勝敗ジャッジはH部長(ディズニー大好き50代)が担当し、各テーマごとに寸評を述べるのですが、

・相手の話には大きく頷き、楽しそうに反論していたからAチームの勝ち!
・少々威圧的だったとは言え、熱量の多さがハンパなかったのでBチームの勝ち!
・意見を発表する前の初々しい緊張感が場を和ませまくっていたのでCチームの勝ち!
・冷静沈着。ユーモアなんて全くなかったけど客観的・論理的でわかりやすかったからDチームの勝ち!

と、こちらも面白い。
評価基準が実にバラバラなのです笑

Hさん曰く。
「目的が“新たなアイディアのヒント獲得・既存発想の打破”なのですから、好き勝手に楽しんで良いんですよ。何より私も楽しいし!」

「みんなも楽しかったろ??な!な!」

「まあ私が部長に就任して以降ね、ダイバーシティ推進の取組みもグンと速度が上がっているんですよ。多様性を受け入れまくりですからね!」とグイグイ来ます笑

そんなHさんをメンバーの皆さんが
「また部長のBTMが出たよ~」などといじるのですが、

「Big Thunder Mountain=テンション高めでマウンティングを取りまくるオッサン」を意味する造語なのだとか。。

愛されている証拠なのかと思います笑

 


高松 秀樹(たかまつ ひでき)

たかまり株式会社 代表取締役
株式会社BFI 取締役委託副社長

1973年生まれ。川崎育ち。
1997年より、小さな会社にて中小・ベンチャー企業様の採用・育成支援事業に従事。
2002年よりスポーツバー、スイーツショップを営むも5年で終える。。
2007年以降、大手の作法を嗜み、業界・規模を問わず人材育成、組織開発、教育研修事業に携わり、多くの企業や団体、研修講師のサポートに勤しむ。

安田佳生とおこなう「スイッチミーティング」

「広告費を削減したい」「競争に巻き込まれない商品を手に入れたい」という経営者のみなさま。発想をスイッチして、「新しい商品」と「新しい顧客を」つくってみませんか?

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