こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
今回は安田のツイートから紹介させてください。
自分自身の潜在ニーズは自分では分からない。何かと出会うことによって、あるいは今までと違う出会い方をすることによって、そのニーズは突如顕在化する。そういうとき、人は自分の潜在ニーズを顕在化してくれた相手に感謝し、ファンになる。人は皆、まだ知らない欲求に出会いたがっているのだ。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) December 10, 2012
ファンになる心理とは奥が深く、大変興味深いなと思いながら過去の記憶をたどってみた筆者。
そして思い出しました。
このツイートを地でいくような友人の存在を!
おとなしくて、清楚で、いつも笑顔の友人。
「お嬢様」という印象が強い女性でした。
そんな彼女は短大を卒業するときの合同就職説明会で、とある飲料メーカーの担当者に出会います。
担当者は、「あなたは笑顔が素敵だから、営業が向いているんじゃない」と声をかけたそう。
友人は、どちらかというと、人前でしゃべるのが苦手で、人見知り。
だからとても驚き、とっさにその場を離れたとのこと!
でも家に帰り着く頃には、ジワリ、ジワリと嬉しさがこみあげてきたそうです。
自分が絶対に向いていないと思っていたことを提案され、自分で自分の可能性を狭めていたことに気付き、「もしかしたら、私にもできるかも」と思えるようになったのだとか。
結局、その会社に就職することはありませんでしたが、彼女はその飲料メーカーの大ファンになり、株を購入したり、キャンペーンやモニターに応募して、率直な感想を伝えたりすることで、陰ながら応援しているのだそうです。
ファンを増やしたいと考えている方は、人、モノに限らず、魅力に気付いたら褒める、伝える、ということを意識してみるのはいかがでしょうか。
今はSNSでも魅力を伝えることもできます。
それは巡りめぐって、自分のファンを増やすことにもつながるかもしれません。