GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜
著者:小出 紘道
EU-Startupsというサイトから見つけてきました。
↓
10 London-based startups to look out for in 2019 and beyond
2019年以降注目のロンドン拠点のスタートアップ10社
https://www.eu-startups.com/ 2019/07/10-london-based- startups-to-look-out-for-in- 2019-and-beyond
先週は、 ITCH社のサービス紹介と、
今週は、下記の紹介です。
DAYE
(https://yourdaye.com/)
—原文
Daye ’s first product is a tampon that uses CBD to help tackle period cramps as an alternative to traditional painkillers.→
Dayeの最初の商品は女性用タンポンです。月経時の苦痛緩和にCBDを活用することで、 これまでの痛み止めの代用になります。
1つ目はしつこいくらいの「●●Tech系」ということ。
さらに「サブスク(毎月生理周期に合わせて自宅に届く)」
話が前後しましたが、今回の「●●Tech」は、Fem Techです。
Fem Tech = Female × Technology
(この商品の「テクノロジー度合い」が未確認ですが、生理周期と自分の生体タイプをアプリ連動してサブスクで商品を毎月郵送してくれる、という感じでしょうか)
そして商品そのものが「CBD系」なわけです。
CBD抽出の成分が非常に「緩和力」が高いので、これを全面的に押し出していて、従来の「ロキソニン」的鎮痛剤(副作用あり)に対して、全く別のアプローチをとっています。
CBD/マリファナ消費については、過去に下記でPickしているので、参考までに。
↓
【GlobalPicks/vol.044】 2019年に起業すべき業界ベスト8
https://brand-farmers.jp/blog/gp_044/
【GlobalPicks/vol.071】2020-2030年に有望なビジネスアイデア15個
https://brand-farmers.jp/blog/gp_071/
なお、今回登場した「Fem Tech(フェム・テック)」ですが、もう少しマクロ的に捉えて、女性顧客をターゲットとした経済圏のことを「She Economy(女性経済圏)」と表現する欧米メディアが増えてきました。
ですので、「いつか役にたつかもしれない英単語」としては、先週紹介した「Me Too Movement(#MeToo運動)」と併せて、今日紹介した「Fem Tech」と「She Economy」を抑えてもらえると、3大ワードがコンプリートです。
本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。
小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)
◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ
代表取締役社長
http://citation-sp.co.jp
◆株式会社シタシオンジャパン
取締役会長
http://www.citation.co.jp
◆株式会社 イー・ファルコン
取締役
http://www.e-falcon.co.jp
<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた)
・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった)
・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった)
・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった)
・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)