後半では質問にどんどん答えます。中小企業の税効果会計、減価償却、個人事業主で製造業の財務戦略など。一気にどうぞ!(音声はこちら)

まあ、たしかにたしかに(笑)えーと、税効果会計っていうのは、税金の計算と会計がずれるんですよ。たとえば、えー、なんだろう、なんだろうなあ、中小企業は基本的に税務申告に合わせた会計をしてるから、ずれないんだよね。逆に言うと、ずれないから、繰延税金資産が計上されることは多くないです。

減価償却資産について。銀行が独自に調整しているとのことですが、具体的にどのような調整をしているのでしょうか?たとえば取得当初から法定耐用年数より長い耐用年数を設定した場合、銀行にはわかるものでしょうか?

銀行員に聞けよって。まあ、調整してるっていうのは、銀行にもよるしね。俺、銀行員じゃないから厳密にはわからないけど、たとえば「減価償却をしない」っていうことをするじゃない?税理士さんだと「償却しなければ利益出ます」みたいな。でも、去年の申告書があってさ、去年の資産の台帳があるわけだよ、銀行側に。そうするとさ、あれだよね、わかるよね、っていう。なんていうの、独自でやってるというか、どこまでしてるかわかんないけど、出してることに対してやってなかったら調整かけるし。明らかにちっちゃかったら。要は、減価償却してないっていうのはバレるよねということと、法定耐用年数より長い耐用年数を設定した場合は、たぶん、わかんないと思う。たとえば100年とかだったらさ、あれだよ。

(笑)……さて、なんだっけ?ちゃんとやってくださいっていう(笑)たぶん、税理士さんとか財務コンサルとかの人なんでしょうけど。まあ、でも、そんな感じじゃないですか。だから、お客さんにちゃんと行かせていただければいいと思いますけど。あんま、だから、だまさないほうがいいんじゃないかな、っていう。

大口の取引などが続き、材料費など先払いで借り入れから使って、大幅に減っています。追い打ちをかけるように取引先から支払い延期の連絡が入り、まわりでは倒産のうわさもあります。最悪の場合、「『借りたら返すな』でなんとか」と思っていましたが、いつも大久保さんがお話をされているのは株式会社の財務で、個人事業主は当てはまらないとハッと気づきました。頭が悪いですよね。

もし、どうしようもなくなったとき、個人事業主はどうするべきでしょうか?また、私のような個人事業主は、どのような財務戦略で発展していくのがよいのでしょうか?手遅れになる前に教えてください。どうぞよろしくお願いします。

うん。まあ、わかんないけど。ただ、個人事業でそんなに利益が出てなくて、個人事業でやってるぐらいの、そんな大きいビジネスじゃないと思うんで、とすると、たぶん法人化しても連帯保証とられるから同じだよねっていう、結論は。

だから、利益を出すことに一生懸命になればいいと思うんで。発展していくなら、やっぱり法人化すべきだと思うよ。「どのような財務戦略で」っていうのは、やっぱり箱をつくって、個人と法人ちゃんと分けて、最終的には連帯保証を外せるようにしていくっていうのがいいと思うけど、いまの状況だったら……ただ、倒産とかが厳しそうだね。

そうそうそう。そのへんは気をつけたほうがいいというか。まあ、ちょっと、どういう状況かあれだけど、そっちの会社の借り入れを手伝ってあげたらいい。「借りたら返すな」の本を渡して、借りてもらうっていう(笑)

ただ、キャッシュが大幅に減ってんのも、仕入が先だから、まあ、だから、借りててよかったねというか、借りないとできないから、借り入れ自体は間違いではないけども。ま、「気をつけてね」だよね。サイトとかの調整は頑張ったほうがいいと思うけど。

できるならね。少しでも、サイト、普通の話になっちゃうけど、延ばして、回収しなきゃいけない、危ないところには売らないとかさ、まず。そんな簡単じゃないんだろうけど。ただ、「あんまり変わんないよ」ということですよ。