続きを考える

続きを考える

 

 

 

 

 

 

 

 

人間以外にも賢い動物はたくさんいるが、
彼らと人間との最大の違いは知識の伝承である。
どんなに賢いチンパンジーや天才的なクジラがいたとしても、
その思考は一代限りで消滅する。
なぜならば彼らは、
思考を後世に残すためのツールを持っていないからだ。

人間は複雑な言葉を駆使し、
他の動物には真似の出来ないレベルで情報伝達を成し遂げる。
さらには文字を使い、遠く離れた人間や、
何世代も後の人類に自分の知識を伝達する。
知識と経験の伝承こそが、人類の根幹なのである。

どんな天才も、
自分一人の力でゼロから全てを解明することは不可能だ。
掛け算の基礎から自分で考えていたら、
ピタゴラスの定理に辿り着く前に人生は終わってしまうだろう。
先人が残してくれた知識や経験というデータベース。
そのちょっと先を考え、実行する。
小さな積み重ねの連続によって、
人類は驚異的な進歩を成し遂げて来たのである・・・・

 

『[安田佳生メールマガジン] 2016.2.3 続きを考えるより冒頭引用

メールマガジンのご案内<購読無料>

安田佳生コラムの全文は、メールマガジンを登録するとお読みいただけます。
毎週水曜日配信の安田佳生メールマガジンは、以下よりご登録ください。

メールマガジン購読登録