「お父さんの事業を承継する気はない」という息子さんからのご質問。お母さんからは「M&Aはみっともないからやめなさい」と言われたそう。世の社長の皆さま、事業承継は生きているうちに、元気なうちに計画をたてて実行しましょうね。(音声はこちら)

父の事業を承継する気はなく、まったく別分野ですでに起業し、軌道に乗っております。そんななかM&Aを進めたのですが、「みっともないからやめなさい」と母に言われたそうで、論理的に説得できるすべがなく、どのように協力してよいものか、頭を悩ませております。父は一代で70億まで成長させた、なかなかの敏腕社長でもあります。よろしくお願いいたします。

そうそう、俺がね。まだ50代とか、ちょっと頭回って、先のこと考えられてM&Aとか言う人はそんなにね、もう売ろうとしてるからいいんだけど、売るしかないのに、考えずに70歳とかになってるじゃん。言い方は悪いけど。

そういうのは通じないよね。「みっともない」まではないけど、まあ、でも、近しいケースは結構あるからね。「なんで売らないんでしたっけ?」みたいな、「は?売るの!?」みたいな、結構バチバチになるやつ。

いや、「カリスマですね」までは……(笑)。「お父さんみたいにできない」と。だから、論理的に説得するというよりは、たぶん感情的に「ああ、それだったらこうよね」っていうのを積み重ねていくしかないと思うけどね。

そんなすぐにはむずかしいよね、身売りからM&Aに持っていくのは。論理的には説得するすべはあると思うんだよね。だって、M&Aしかないんだから。そこに行き着くと……俺もそういうクライアントあるけど、論理ではたぶん心が動かないよね。