
っていうのなんだけど、基本的にやる人ってなかなかいなくて、基本は銀行が引き受けるというか、まあ、銀行の借入を私募債という形で、はじめに私募債手数料をね。質問者さんがおっしゃるとおり取るっていう。しかも、私募債は5年ぐらいで、まあ、返済はあったりなかったりもするんだろうけど、固定で返していくっていう。返さなかったりとか、5,000万借りて5年後に5,000万丸っと返すとか、年間1,000万返すとか、いろんなパターンがあるんだろうけど。

過去の206回で、「社長就任後、銀行から私募債を提案されました」という回があって、そのときは一応、まあ、文脈にもよるかと思うんですけど、そのときは「銀行の都合がいいね」っていう感じの回答だったんですね。

要は土地の融資で20年とか引っ張ってもいいんだけど、担保取られちゃうともったいないような土地だったから、私募債を5年の一括返済のやつで調達して、金利負担はあるけど、長期で減っていくよりは、べたで張り付かせて、まあ、5年動かないってことはないだろうから。でも、買っといたほうが値上がり益とか、「売らないんだけど、事業に使いたいんだけど」みたいなときには、「このときだったら私募債ありかな」のは、ちょっとあったりはしたけど。

土地の融資にしたら返済だし、運転資金だと、たとえば5年で借りて毎月の返済が始まるから。まあ、べつに返せる財務力があるからいいんだけど、合わせるんだったらそれででもいいよね、みたいな感じの合わせ方。

だから、そういうのも出てきてると、私募債の手数料だけじゃなくて、なんか、こう、いろいろ気をつけなきゃいけないんだよね。エリアにもよるんだけど。たとえば、2行しかないエリアのお客さんに言われたのは、「1億以上の融資だと、いま取られるんですよ」って言ってて。そんなことないエリアもいっぱいあるんだよ。でも、もう1行にいっても同じことやってるから、俺、ひでーなと思って。Aに行ってもBに行っても手数料が「かかる」って言われたら、お願いするしかないもんね。

へぇ~。素人質問で1個、戻すんですけど、よくある名文句じゃないですけど、「純資産も増えてきたから、そろそろ私募債だよね」っていうのは、この「純資産が増えてきた」っていう、これはなんでそうなるんですか?

「財務が強くなってきた」っていうことだよね。そういう意味じゃ、たしかにある種、そんなべた付きの融資とかできないわけで、普通の長期運転とかで本来はやりたいんだろうけど。うそではないよ。いい会社しか私募債は発行できないんで。

ただ、まあ……そうね、あとは、だから、金額ベースで考えたときに許容できんのかどうかとか、さっき言ったみたいなメリットがあるんだったら、張り付いてる融資もいいよねっていう判断をしてもいいのかなあとは思うけど。まあ、でも、なにせいろんな方法で取りにきてるからね。