こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
自宅から車で10分程の場所に、無添加にこだわったパン屋さんがあります。
住宅街にポツンと建つ、古いお店。
気持ちのいい場所ではありますが、オープンした当初は、とても流行るとは思えませんでした。
材料にこだわっている分、お値段は普通のパン屋さんの2倍以上。
頻繁に買うには躊躇してしまうお値段です。
それが今では大人気なのです。
先日は、お店のFacebookページで特注のティラミスケーキを作ったときの様子が紹介されていました。
ティラミスに使うエスプレッソは、繋がりのある方から機械ごとお借りしたことなど、こだわりの一つである材料選びの話題がメインです。
そして材料代が販売価格よりも2,000円も上回ってしまった話まで(笑)。
最後にはしっかりと「赤字にならないように、ティラミスを通常メニューとして販売します!」という告知もありました。
これを読んだら行きたくなりますよね。
普段は食べられない、特注のティラミスですから。
仕事帰りに筆者が寄ったときには、既に完売でした(涙)。
安田はこんなことをつぶやいていました。
つまるところ商売とは、こだわりと繋がり、なのではないでしょうか。美味しさへのこだわり、細かさへのこだわり、使いやすさへのこだわり、マニアックな知識へのこだわり。それをきちんと編集して発信し、興味を持ってくれる人たちと繋がっていく。私たちは、繋がるための飛び道具を手に入れたのです。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) August 20, 2017
エピソードのお店は、Facebookページで、早朝からの仕込みの様子、材料へのこだわり、食材を提供してくださっている方の紹介などを発信されています。
Facebookページのファンの数は、お店の規模とは段違いの多さ。
こだわりの様子を閲覧した人たちがファンとなり、そしてそれが、お店の繁盛へと繋がっているのかもしれませんね。
繋がるための飛び道具。既にお使いの方も多いと思います。
皆さんはどんな風に使えたら理想とお感じですか?