GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜 著者：小出 紘道

新年最初のポストです。引き続き「2024年以降の航空業界」についてみていきます。StartUSというスタートアップに特化したサイトの記事が面白かったので読んでみたいと思います。

今週の記事はコレ
↓
https://www.startus-insights.com/innovators-guide/airline-industry-trends/
Explore the Top 10 Airline Industry Trends in 2024
（2024航空産業トレンドTOP10）

この記事の原文では
・10のトレンド
・各トレンドのインパクト係数（割合）
・各トレンドを牽引するスタートアップ企業
が紹介されています。

10のトレンドは下記の通りです。

今週は最後の「10. Biometrics（バイオメトリクス）」の部分を読んでみます。

10. Biometrics（バイオメトリクス）

Biometric authentication methods, such as fingerprint, facial, and voice recognition, are key tools used to verify and authenticate passengers’ identities at various touch points throughout their journey. These advanced identification techniques ensure convenience, speed, and enhanced security, streamlining processes like check-in, boarding, and immigration.
→
指紋、顔、音声認識などのバイオメトリクス認証方法は、旅程中のさまざまな接点で乗客の身元を確認し、認証するために使用される重要なツールである。これらの高度な認証技術は、利便性、スピード、セキュリティの強化を保証し、チェックイン、搭乗、出国審査などのプロセスを合理化する。

航空・旅行業界における「Biometrics（バイオメトリクス）」の領域は個人的にすごく期待感があります。

例えば、国際線における「入国審査」の審査待ちの行列に並ぶストレスって結構大きいですよね。
到着便が集中する時間帯のタイミングに当たってしまうと、体力的にも精神的にも疲れますよね。
「Biometrics（バイオメトリクス）」で認証してサクサク通れるようになる世界を待ち望んでいます。

「入国審査」以外の工程だと、チェックイン＆保安検査のところですかね。
国内線だと、実質20分前にオンラインチェックインすればぎりぎり間に合いますが、国際線だと60分前とかですよね。確か。
これが国際線でも30分前でぎりぎりOKとかになると、いよいよ「ボーダレス化する世界」という感じになってきますね。
これを「Biometrics（バイオメトリクス）」が可能にするのか、それとももっと別のハード的な何かによって可能にするのか？はわかりませんが、「国際線30分前でも間に合う」というのが一つのブレイクスルーの基準ではないでしょうか？

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