【39RT】過労死のニュースから考える体のコントロール法

こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。

 

過労死のニュースは、聞くたびに胸が痛みますね。
「なぜ会社を辞めなかったのだろう」といつも考えてしまっていましたが、どうもそういうことではないようです。

 

「辞めることができないから、しんどい」のだそうです。

 

健康社会学者の河合薫氏によると、過労死する人の多くが亡くなる直前まで「自分が死ぬほど疲れている」ことを自覚できないのだとか。

人の前頭葉には「疲れの見張り番」のような機能があり、アラームが鳴ると「疲れてますよ。休んでください。寝てください」と指示が出るようにプログラムされているのですが、アラームを無視し「まだ寝ちゃダメ。仕事が終わらない。もっと頑張らなきゃ」と働き続けると、見張り番自体が「疲弊」し機能しなくなっていくのです。

もし、あなたが「忙しいのに慣れた」とか、「睡眠不足でも大丈夫」という状態になっていたとしたら、それは「見張り番が壊れてしまった」というシグナルであり、極めて危険です。

日経ウーマンオンライン 2017.10.16

 

そういえば、大きな仕事を終えた後の達成感は格別ですが、それと同時に体の疲れを自覚することもありますね。
気が張っている間は、見張り番自体が機能しない状態だったのかもしれません。

 

安田も自分の体を大切にしようとたびたびつぶやいています。

車検のように定期的に健康診断を受けるのはもちろん、疲れているのかもしれないと思いながら日々自分の体のことを気遣う気持ちが大事なのかもしれません。

 

大切にしようと思っても何から始めたらいいか分からない方は、まずは自分の体を知ることを目標にスタートしてみるのはいかがでしょうか。

 

毎日、自分の体をしっかりと見ながら洗っていると、ほくろの位置や小さな傷さえも分かってきます。

よく知ることで、どんなケアをすると、自分が心地よいと感じるのか、次第に分かってくるかもしれません。

 

体は何をする上でも資本。

自分のことだけではなく、体を酷使して働く仲間がいたら、声をかけられるといいですね。