どうしてBFIは新橋に拠点を構えるのか?

 

サラリーマンの街、新橋。
JR新橋駅の烏森口を一歩外に出れば、手頃な価格の立ち飲み屋や、焼き鳥屋がズラリと軒を連ねる飲屋街や、昭和の香り漂う複合商業施設・ニュー新橋ビルと出会います。

Brand Farmers Inc.のオフィスは、2015年2月に南青山から新橋に移ってきました。
BFIは、なぜ新拠点に「新橋」という街を選んだのでしょうか。

先日、Brand Farmers Inc.とは何かを代表・安田にインタビューした際に、「新橋」という街へのこだわりを聞くことができたのでご紹介します。

新橋の飲み屋には、日本的ブランディングのヒントがある


ーなぜ、新橋にオフィスがあるんですか?

東京都港区新橋、このエリアには何十年も愛されているお店がたくさんあるんですよ。
そこに中小企業の日本的ブランディングのヒントがあると思っています。

少し歩けば銀座が近いこの場所にある、数十年と続いている居酒屋。
銀座と比べると特別に高級という訳ではないですが、長年のファンがいるお店には魅力となる何かを持っているものです。
その魅力はどこにあるのか、魅力はどうやってお客様に感じてもらうのか、何年も何十年もコアなファンが通ってしまうのはなぜなのか。

そういった探究心を持って新橋のお店をよく見てみると、日本の中小企業が顧客に愛されるヒントが詰まっているんです。

“あえて新橋”なのは、新しいブランディングの在り方の象徴

 

以前は南青山にオフィスがありましたが、「青山」という街は、ブランドや広告、マスメディアのイメージ。
BFIもブランディングを軸に、広告やデザインに携わりますが、従来のブランディングとは違った考え方であることは先にお話しました。

なので、「あえて新橋」という拠点選びは、新しいブランディングに取り組むBFIという会社の在り方の象徴になる、と考えています。

飲屋街にオフィスがある“違和感”

ーBFIのオフィスは烏森口から飲屋街を抜けた先にありますね。
新橋駅汐留口方面にはオフィスがたくさんありますが、この居酒屋ばかりの街並の中にオフィスがあることにも、理由があるんでしょうか。

 

BFIのオフィスがある新橋三丁目は、焼き鳥屋や立ち飲み店舗ばかりです。
あえてその中にオフィスをかまえているというところに“違和感”を感じて欲しいんです。
この違和感が、中小企業のブランディングに必要な要素なのです。(参照:BFIは「絶妙な違和感」をつくる会社-Brand Farmers Inc.とは、どんな会社なのか?

“探偵事務所”のイメージでオフィスづくり

オフィスの内装にも、違和感を感じる要素を入れています。
場所やビルの雰囲気から、松田優作の映画に出てくる探偵事務所のようなイメージでオフィスを作りたいと思い、メンバーと一緒にオフィスづくりに取り組んでいるところです。

 

壁にあるロゴマークも、アーティストが手書きで描いているんですよ。
オフィスに打ち合わせで訪れる方々は、よく記念撮影されていきます。

新橋の飲屋街の中にある、怪しいオフィスの会社といえば、BFI。
・・・というイメージで覚えてもらえたら。

「新橋」という街をBFI目線でとらえる、ブログ新企画はじめます。

では、具体的にはどんな店が、中小企業のブランディングのヒントになるのでしょうか?

新橋の魅力を探求すべく、BFIメンバーおススメの新橋のお店やスポットを紹介するブログ新企画、はじめます。
更新を楽しみにお待ち下さい!

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