この対談について
健康人生塾の塾長にしてホリスティックニュートリション(総括的栄養学)研究家の久保さんと、「健康とは何か」を深堀りしていく対談企画。「健康と不健康は何が違うのか」「人間は不健康では幸せになれないのか」など、様々な角度から「健康」を考えます。
第70回 コロナの真の恐ろしさは「命の選択」を迫られたこと
第70回 コロナの真の恐ろしさは「命の選択」を迫られたこと

今回も前回に引き続きコロナについてお話ししていきたいと思います。騒動から時間が経ち、今ではもう「ただの風邪」と見る向きも強いと思うんです。これはやはりウイルス自体がどんどん弱体化しているからなんでしょうか?

それは私も理解できるんです。でも年を取った人や体の弱い人から死んでいくのは自然の摂理なんだから、ある程度ウイルスに負けて亡くなる人がいることは受け入れざるを得ないと思うんですよね。…こんなこと言ったら大炎上してしまいそうですが(笑)。

笑。「一部の人」を守るために過剰なまでの感染対策をすることは、本当に意味があったのかと思う気持ちもわかります。実は私、「デルタ株」が大流行している時に、「コロナという病気そのもの」よりも怖いと思っていたことがあったんです。

あぁそうか、コロナ以外でも人工呼吸器を必要とする患者さんはいますもんね。じゃあECMOはどうだったんです? 確か前回の対談では、ECMOが必要なほど重篤な患者さんは発症者の約5%だと教えていただきましたよね。ということは約5000人くらい?

そうですね。あれは日本人の生真面目さが功を奏した例だと思いますよ。国からの強制力はないにもかかわらず、大多数の人が規律を守った行動をされていましたね。そういった1人ひとりの努力のおかげで医療現場もなんとか持ちこたえたのだろうなと。

長かったですねぇ。私としては、もっと「正しく恐れる」ことができていれば、こんなに長期間にわたってマスク生活も続ける必要はなかったのかなとは思いましたけどね。少なくとも2020年3月にはどんな病気かイメージはできていた。そこから1年も経てば「コロナはどういう病気か」「どういう人が重症化するか」というデータもかなり集まっていたはずですから。

仰るとおりですね。もちろん国として緊急事態宣言を出したり、ワクチンを摂取させたり、「できるだけ死者を出さないため」に大きな決断がなされたことは、2020年の時点でできた最善の策だったとは思っていますが。
対談している二人
久保 光弘(くぼ みつひろ)
健康人生塾 塾長/ホリスティックニュートリション研究家
仙台出身、神奈川大学卒。すかいらーくグループ藍屋入社後、ファンケルへ。約20年サプリメントの営業として勤務後、2013年独立し「健康人生塾」立ち上げ。食をテーマにした「健康人生アドバイザー」としての活動を開始。JHNA認定講師・JHNA認定ストレスニュートリショニスト。ら・べるびい予防医学研究所・ミネラル検査パートナー。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。