この記事について
自分の絵を描いてもらう。そう聞くと肖像画しか思い浮かびませんよね。門間由佳は肖像画ではない“私の絵”を描いてくれる人。人はひとりひとり違います。違った長所があり、違った短所があり、違うテーマをもって生きています。でも人は自分のことがよく分かりません。だからせっかくの長所を活かせない。同じ失敗ばかり繰り返してしまう。いつの間にか目的からズレていってしまう。そんな時、私が立ち返る場所。私が私に向き合える時間。それが門間由佳の描く“私の絵”なのです。一体どうやってストーリーを掘り起こすのか。どのようにして絵を紡いでいくのか。そのプロセスをこのコンテンツで紹介していきます。
『冷静と情熱』を宿す青龍 ~ 長期視点が生み出すビジネスの強さ
変化の激しい時代に求められる「自分軸」
今は移り変わりが激しい時代です。SNSの影響力により、一夜にして評価が変わることも珍しくありません。世界的な人気を誇る大谷翔平選手でさえ、過去には様々な困難な状況に直面することがありました。
日々超人的な努力を積み重ねる人であっても、予期せぬ出来事に巻き込まれる可能性があります。そんな中で重要になるのが、確固とした自分のストーリーを持つことです。外部の騒音に惑わされない軸を持つ人の強さは、困難な状況でこそ真価を発揮します。
長期視点がビジネスに与える力
自分軸を長期的に見つめ、自分のストーリーを思い起こすことは、実はビジネスの強固な土台となります。
経営では創業時からの歴史やブランド、商品の独自性を深く掘り下げ、価値体系を構築することが重要だとされています。しかし、さらに効果的なのは経営よりも長い時間軸で自分を捉えることです。
より長い時間で自分を眺めることで視点が広がり、将来の兆しを読み取って自らの経営や人生に活かす力が身に付きます。これは単なる戦略論を超えた、人生哲学としての経営観といえるでしょう。
繊細さと豪快さが共存する経営者の洞察
技術革新の激しい業界で活躍する経営者たちには、しばしば興味深い特徴が見られます。
表面的には決断力に富む豪快さを持ちながら、同時に市場の微細な変化を感じ取る繊細な感性を併せ持っているのです。
このような二面性を持つ人々の多くが、仕事を超えた壮大な人生ビジョンを抱いています。それは時として地球規模の視野に及び、現在の事業活動に深い意味と方向性を与えているようです。
象徴としての青龍が語るもの
古来より龍は、東洋において力強さと智慧の象徴とされてきました。
特に青龍は、冷静な判断力と情熱的な行動力を併せ持つ理想的なリーダーシップの象徴として語り継がれています。
現代のビジネスリーダーが求める資質も、まさにこの「冷静と情熱」の絶妙なバランスにあるのかもしれません。
激動する市場環境の中で、感情に流されることなく冷静に状況を分析し、同時に情熱を持って行動する力こそが、真の競争優位を生み出します。
宇宙的視点がもたらす先読み力
地球を宇宙から眺める視点は、私たちに根本的な気づきをもたらします。
国境や業界の垣根を超えた俯瞰的な視野は、従来の枠組みにとらわれない発想を生み出し、結果として業界の動向を先読みする力となって現れるのです。
このような壮大な視点を持つことは、決して非現実的な理想論ではありません。むしろ、複雑化する現代社会において、本質を見抜くために必要不可欠な能力といえるでしょう。
芸術が映し出す内なる世界
芸術作品には、創造者の深層心理や価値観が反映されます。
特に個人の内的世界を視覚化する過程では、
表面的な要望の奥にある本質的な想いが浮かび上がってきます。
このような創造的対話を通じて生まれる作品は、単なる装飾品を超えた意味を持ちます。
それは日々の生活の中で、創造に関わった人々の深いストーリーを思い起こさせ、長期的な視点を維持する助けとなるのです。
変化の時代における不変の価値
技術が急速に発展し、社会構造が大きく変わりつつある現代において、真に価値あるものは何でしょうか。
それは恐らく、時代の変化を超えて持続する普遍的な人間性の探求にあるのではないでしょうか。
自分だけのストーリーを持ち、それを大切に育み続けること。
外部の評価に一喜一憂することなく、内なる軸を保ち続けること。
これらの能力こそが、どのような時代の変化にも対応できる真の強さを生み出します。
変化の激しい時代だからこそ、私たち一人ひとりが自分自身の物語を深く見つめ直し、そこから生まれる洞察を大切にしていきたいものです。
著者の自己紹介
ビジョンクリエイター/画家の門間由佳です。
私にはたまたま経営者のお客さんが多くいらっしゃいます。大好きな絵を仕事にしようと思ったら、自然にそうなりました。
今、画廊を通さないで直接お客様と出会い、つながるスタイルで【深層ビジョナリープログラム】というオーダー絵画を届けています。
そして絵を見続けたお客様から「収益が増えた」「支店を出せた」「事業の多角化に成功した」「夫婦仲が良くなった」「ずっと伝えられなかった気持ちを家族に伝えられた」「存在意義を噛み締められた」など声をいただいています。
人はテーマを意識することで強みをより生かせるようになります。でも多くの人は自分のテーマに気がついていません。ふと気づいても、すぐに忘れてしまいます。
人生
の節目には様々なテーマが訪れます。
経営に迷った時、ネガティブになりそうな時、新たなステージに向かう時などは、自分のテーマを意識することが大切です。
また、社会人として旅立つ我が子や、やがて大人になって壁にぶつかる孫に、想いと愛情を伝えると、その後の人生の指針となるでしょう。引退した父や母の今までを振り返ることは、ファミリーヒストリーの貴重な機会となります。そして、最も身近な夫や妻へずっと伝えられなかった感謝を伝えることは、絆を強めます。そしてまた、亡くなった親兄弟を、残された家族や友人と偲び語らうことでみなの気持ちが再生されます。
こういった人生の起点となる重要なテーマほど、大切に心の中にしまいこまれてカタチにしづらいものです。
でも、絵にしてあげることで立ち返る場所を手に入れることができます。