「遊んでいるかのように働きたい」をモットーに、毎日アロハシャツ姿で働く“アロハ美容師”こと岩上巧さん。自身が経営するヘアサロン「mahaloco(マハロコ)」には、岩上さんしか実現できない<ココロオドル髪型>を求め多くのお客様が訪れます。その卓越したビジネスセンスの秘密に、ブランディングの専門家・安田佳生が迫る対談企画です。
第39回 美容整形よりも効果あり? ハウオリで「リフトアップ」もできる理由
お〜、ありがとうございます(笑)。
ただ岩上さんのインスタライブを見ていても、ほぼ女性がやっているでしょう? 男性でも効果は感じられるんでしょうか?
ああ、それはもちろん感じていただけるはずですよ。ハウオリをやると、頭皮や顔、耳なんかの「消臭効果」もありますし。
へぇ〜、それはいいなぁ! でもハウオリは薬剤を使わないじゃないですか。ということは、ハウオリで当てるスチームに何か秘密があるってことですか?
仰るとおりです。ハウオリで使うスチームの大きさが、とにかく小さいんです。普通の水蒸気は「8000ナノ」なんですが、ハウオリのスチームはその約10万分の1である「0.26ナノ」という超小さいサイズ。だから髪の毛の奥の奥まで水分を届けることができるわけです。
ふむふむ。そもそも髪の毛の細胞ってどれくらいの大きさなんでしょう?
うーん、キューティクル以外は、どれも聞いたことがないですね(笑)。ちなみにそういった奥深くにある細胞たちはどれくらいのサイズなんです?
6ナノとか2ナノくらいですね。
そんなに小さいんですか! ということは、8000ナノもある普通の湯気程度では全く入っていけないと。
そうなんです。でもハウオリのスチームなら、そういう小さな細胞の中にも入り込んで水分を届けることができる。だから薬剤を使わなくても、髪の毛にハリや艶を出せるというわけなんです。
なるほどなるほど。ちなみにハウオリは髪だけでなく頭皮まで健康にしてくれるものなんですよね。頭皮に対する効果もその0.26ナノのスチームのおかげなんですか?
毛母細胞って「これから生えてくる髪の毛を作っている細胞」でしたよね? つまりその細胞にも水が届くから、新しく生えてくる髪の毛の質も変化していくと。いやぁ〜すごいですねぇ。
しかも、髪が生えている頭皮にもスチームが行き渡るので、頭皮そのものも健康になるんです。だから実はハウオリって老若男女問わずリフトアップ効果もあって。ちょうど先日、70歳になる男性の方がハウオリをやられたんですけど、顔がシュッとしてすごく若々しい表情になっていましたよ。
ほう、リフトアップ効果ですか。それはまたどうして?
ハウオリは頭皮をグッと引き上げた状態でスチームを当てますよね? そうやって頭皮に水分と温度を加えることで、頭皮自体の代謝を良くすることができるんです。そしてそれが頭部全体の健康促進につながって、結果的に顔のたるみも解消されると。
ははぁ、顔の皮膚って、頭皮が緩むことでたるんでくると言いますもんね。頭皮が若返ることで、顔のたるみまで解消されるということですか。
そうですそうです。ウチでハウオリをやる時って、わざと顔の半分ずつロットを巻くんですよ。そうすると顔の半分だけがものすごく若返って見えるってことを実感していただきやすくて。だいたい皆さん10歳は若返ってますよ(笑)。
10歳! それはすごいなぁ(笑)。
へぇ〜! 今って女性も男性も関係なく、リフトアップしたりヒアルロン酸を打ったりして、美容にお金をかける方も多いじゃないですか。でもハウオリだったら、顔の皮膚のたるみも解消される上、髪の毛自体にもハリとツヤが出て扱いやすくなると。…最高ですね(笑)。
笑。前回の対談では「ハウオリは健康促進に繋がる」とお話しましたけど、僕はエステサロンなんかでもハウオリを導入してほしいなと思っていて。今後は化粧品メーカーとかエステティシャンなんかとコラボしながら、ハウオリの新しい可能性を探っていこうかなとも考えています。
なるほどなるほど。美容室だけでなく、例えばエステサロンなどでもハウオリの施術を受けられるようになるかもしれないと。この対談をご覧になられている美容関係者の方でご興味ある方は、ぜひ岩上さんにご連絡してみてはいかがでしょうか?
対談している二人
岩上 巧(いわかみ たくみ)
アロハ美容師/頭髪改善特許技術発明者/パーソナルブランディングプロデューサー/株式会社 OHANA 代表
美容専門学校卒業後、都内のサロンに就職するも、オーナーと価値観の違いから大喧嘩し即クビに。出身地である水戸に戻り実家の美容室で勤務しながら技術を磨き、2008年自身のヘアサロン「mahaloco(マハロコ) 」をオープン。結婚式のプロデュースやイベント企画なども行うパーソナルブランディングプロデュースサロンとして人気を博す。2014 年、髪質改善技術「美髪矯正 hauoli®(2021 年特許取得)」を開発。「まるでハワイで暮らしているように」をテーマに、毎日アロハシャツを着、家族・仲間・お客様と共にハワイアンライフを満喫中。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。