【86RT】副業を許可することで生まれる会社の変化

こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。

 

政府は来春にも副業推進のガイドラインを公表すると言われていますね。
現在、副業を認めている企業は2割に満たないそうですが、今後は副業・兼業を容認する企業が増えていきそうです。

 

そうなったときに、あなたの会社はどうしますか?

 

周囲を見渡してみると、
「都会の話でしょう。うちは今まで通り仲良くやっていくよ」
「副業を許可すると、優秀な社員が他社に取られてしまいそうで不安……」
「今でも人手不足なのに、社員が副業なんて考えられないよ」
「まずは様子を見てからかな……」
など、どちらかというとあまり積極的でない会社もあるようです。

 

今あるものを守ろうとすると、不安になるかもしれませんね。

 

安田はこんなことを言っていました。

当然のことながら、副業を許可すると、今いる社員の中にも副業を始める方が出てくるでしょう。

そうすると、副業をするためには、時間が必要ですから、仕事効率を上げる努力をします。
社員自らが生産性向上に積極的になりそうですね。
残業も減るかもしれません。

 

会社としては、効率的に仕事をしてもらうために、得意なことに特化して業務に当たってもらうのもひとつでしょう。

 

そして不得意なことは、今いる社員ではなく、副業を希望する別の人にお願いするのです。
副業として仕事に関わってもらう中で、会社のファンになってもらえれば、「複業」へと気持ちが変化するかもしれません。
「正」か「副」ではなく、「複」となるとき、その人材のより得意なことで勝負してもらえるようになりそうです。

 

つまりは、より会社に貢献してくれる形でかかわってもらえるようになるでしょう。

 

会社の体制を変えるのは簡単ではありませんが、できるだけ早く舵を切ることで優秀な人材と出会える可能性も増えるのではないでしょうか。