「遊んでいるかのように働きたい」をモットーに、毎日アロハシャツ姿で働く“アロハ美容師”こと岩上巧さん。自身が経営するヘアサロン「mahaloco(マハロコ)」には、岩上さんしか実現できない<ココロオドル髪型>を求め多くのお客様が訪れます。その卓越したビジネスセンスの秘密に、ブランディングの専門家・安田佳生が迫る対談企画です。
第44回 ハウオリ認定サロンになるなら、今が絶好のチャンス!

例えば前回の対談でもお話した京都の『AVANCER(アヴァンセ)』さんの他に、京都にはもう1店『Felizio(フェリージオ)』さんというハウオリ認定サロンがありまして。京都という土地柄なのか、どちらも地域にしっかりと根づいた商売をされているんです。

そういうことです。逆に『マハロコ』がある水戸というエリアは、国道沿いにフランチャイズのお店がたくさん並んでいるような町なんですよね。だからあまり「個」が繋がるような雰囲気ではない。

なるほどなるほど。確かにチェーン店より老舗の個人店の方が「地域密着」という感じがしますもんね。なんとなく人口が多い場所の方がハウオリのニーズも高いんじゃないかと思っていたんですが、お話を聞いているとそうともいえなさそうですね。

ただ、個別に見ていけば都市部にもそういう店はあって、たとえば中目黒にあるハウオリ認定サロン『Bonheur7(ボヌールセットゥ)』さんには、オーガニック思考や健康意識の高いお客様が集まっているんです。そういう方たちは割と「個と個のつながり」を大事にしてますよね。

確かに確かに。ちなみに「ハウオリ認定サロン」はまだ全国29店舗しかないわけじゃないですか。これってサロン側の視点で考えればビジネスチャンスですよね。「ハウオリ認定サロン◯◯県・1号店」になれる可能性もあるわけで。

埼玉・栃木の美容室オーナーさん、今すぐに問い合わせして下さい(笑)。ちなみに逆に、「ハウオリを導入するデメリット」もありますか?

もちろん私はそう考えて運営しています(笑)。それにこれからの時代、たくさんのお客様を次から次に回すより、1人のお客様とじっくり向き合っていくことが主流になっていくと思うんです。ハウオリを導入すると必然的に1人ひとりのお客様と長く接することになるので、そういう意味でも時代に合っていると思いますね。

確かに「数」で勝負していくと、いつかどこかで行き詰まってしまいますからね。では個人店である程度コミュニティをしっかり構築している美容室のオーナーさんは、ぜひ早めに岩上さんにハウオリ導入のご相談をされるといいと思います!
対談している二人
岩上 巧(いわかみ たくみ)
アロハ美容師/頭髪改善特許技術発明者/パーソナルブランディングプロデューサー/株式会社 OHANA 代表
美容専門学校卒業後、都内のサロンに就職するも、オーナーと価値観の違いから大喧嘩し即クビに。出身地である水戸に戻り実家の美容室で勤務しながら技術を磨き、2008年自身のヘアサロン「mahaloco(マハロコ) 」をオープン。結婚式のプロデュースやイベント企画なども行うパーソナルブランディングプロデュースサロンとして人気を博す。2014 年、髪質改善技術「美髪矯正 hauoli®(2021 年特許取得)」を開発。「まるでハワイで暮らしているように」をテーマに、毎日アロハシャツを着、家族・仲間・お客様と共にハワイアンライフを満喫中。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。