第37回 Refineで年収1000万円を目指す方法

この対談について

母から受け継いだ指輪をネックレスに、片方なくしたピアスをペンダントに、思い出の詰まった2つのリングを溶かして1つに――。魔法のようにジュエリーを生まれ変わらせるジュエリー修理・リフォーム専門店「Refine」(リファイン)。代表の望月信吾さんに、お客様に感動を届けるジュエリーリフォームの魅力、そして波乱万丈な人生についてお聞きする対談企画です。

第37回 Refineで年収1000万円を目指す方法

安田

突然ですが、実は私、年が明けたら60歳になるんです。で、ここ最近ずっと「残りの人生で何をしようか」と考えていたんですけど、ついにそれを決めまして。


望月

おお、そうなんですね。人生の集大成の目標を決められたと。どんな内容なんですか?

安田

ズバリ、「日本人の平均年収を1000万円にしよう」と思っていまして。


望月

おお! それはすごい目標ですね。とはいえ今の日本の平均年収って400万円くらいですよね。そこから倍以上も引き上げるわけで、なかなか大変そうですけれど。

安田

仰るとおりなんですが、逆に言えばその現状が問題なんです。日本の生産性は先進国の中で最下位ですよ。今後は労働人口もどんどん減っていくわけで、2倍以上の生産性を実現するくらい頑張らないと。


望月

ああ、それは確かにそうですね。このまま何もせずにいたら、ますます問題が大きくなってしまう。

安田

そうなんです。アメリカなどはとっくに平均年収1000万円を超えているわけで、早く追いつかないといけない。…ただ一方で思うのは、別にアメリカに優秀な人材が集まっているわけじゃないってことです。私も長くアメリカにいましたけど、日本人よりとんでもく優秀だという印象はないんですよ。


望月

ああ、なるほど。それはそうかもしれませんね。アメリカは貧富の差も大きいですし、日本の平均以下の収入の人も多そうです。

安田

そうそう。真面目さや頭の良さを考えたら、日本人もそんなに引けを取っているわけではない。だからやり方さえ間違えなければ、平均年収1000万円も決して無理ではないと思ったんです。さらに言えば、平均値じゃなく中央値で1000万円を実現したいんですよね。


望月

ははぁ、なるほど。裕福層が一気に引き上げた1000万円じゃなく、実際に多くの人が1000万円を得ている状態ということですね。確かに魅力的な話ですが、それを安田さん1人で実現するのはなかなか難しいんじゃないですか?

安田

もちろん私は政治家じゃないから、最低賃金を上げたりはできません。でも、仕事で関わる人を応援することで、どんどん年収1000万円の人を増やしていこうと思っているんですよ。


望月

ははぁ、そういうことですね。素晴らしい! ということは、これから安田さんと仕事をする人は、年収1000万円になるチャンスがあるってことですね(笑)。でもなんでまた急にそんな目標を思い立ったんですか?

安田

西田文郎さんっていう方の憶聴の法則』っていう本を読んだことがキッカケですね。その本曰く、「人間は記憶でできている」そうなんです。脳みその中にどんな記憶があるかで、人の価値観や行動は変わると。


望月

記憶が価値観や行動を決めているということですか。ふむ、なるほど。

安田

でね、私はどうかと考えたとき、この10年くらいちょっと諦めモードだったんですよ。「だんだんとエネルギーや好奇心が減ってきたけど、年齢だしそれも仕方ないか」みたいなね。でもこの本を読んで、もしかしたら自分は「エネルギーや好奇心が減った」という記憶を自ら持ってしまっていたのかもしれないと思ったんです。


望月

ははぁ、なるほど。そういう記憶が強く残っているから、実際にそれに沿った行動をしてしまっていると。

安田

そうそう。だからこの際、記憶を上書きしてやろうと思って(笑)。「自分は好奇心旺盛で、エネルギーに満ちている」「自分にはめちゃくちゃやりたいことがある」という風に書き換えたんです。


望月

は〜、なるほどなぁ。それで効果はありましたか?

安田

それが想像以上の効果で。記憶を上書きして1週間くらい、本当にめちゃめちゃやる気が出てきたんです。

望月

えっ、1週間で? なんだかにわかには信じがたいような(笑)。

安田

わかります(笑)。でもすごくいい本なので、望月さんにも一度読んでほしいですね。今いろんな人にお勧めしていて、もう5冊くらい売りましたから(笑)。

望月

そんなに! もうその本の営業マンじゃないですか(笑)。ああ、でもそうやってお勧めするエネルギーがあるのも、その本のおかげなのかもしれませんね。

安田

ああ、確かにそうかもしれません。で、そんな風にやる気に満ちた状態でパッと閃いたのが、「日本人の平均年収を1000万円にする」だったんです。

望月

なるほどなぁ。あらためて、素晴らしい目標だと思います。私もいまRefineパートナーを募集してますけど、そのパートナーの年収も1000万円を超えてほしいなと思いますしね。

安田

いいですねぇ。でも実際、夢物語でもなくないですか? もちろん客数や稼働時間にもよるとは思うんですが、Refineの事業で年収1000万円は実現できますよね。

望月

そうですね。お客様との関係性を深められれば可能なんじゃないでしょうか。この事業はやっぱり「リピート率」や「ご紹介」がポイントになってくるので。

安田

ああ、なるほど。お客さんとのコミュニケーションが上手な人の方が稼ぎやすいと。ちなみに他にはどんな素質が活きそうですか?

望月

やっぱり「提案力」じゃないかなぁ。お客さんのニーズを読み取って、期待を超える提案ができるといいですよね。あとは提案するときに堂々と自信をもって話せるか、というのも重要です。

安田

なるほどなるほど。そのあたりを上手にできる方なら、年収1000万円も目指せるということですよね。我こそはという方、ぜひご連絡をお待ちしています


対談している二人

望月 信吾(もちづき しんご)
ジュエリー工房リファイン 代表

Facebook

25歳で証券会社を退社後、父親の経営する宝石の卸会社に入るが3年後に倒産。その後独立するもすぐに700万円の不渡り手形を受け路頭に迷う。一念発起して2009年に大塚にジュエリー工房リファインをオープンして現在3店舗を運営。<お客様の「大切価値」を尊重し、地元に密着したプロのサービスを提供したい>がモットー。この素晴らしい仕事に共感してくれる人とつながり仕事の輪を広げていきたいと現在パートナー募集中。

 


安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家

Twitter  Facebook

1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。

 


 

 

感想・著者への質問はこちらから