「オモシロイを追求するブランディング会社」トゥモローゲート株式会社代表の西崎康平と、株式会社ワイキューブの代表として一世を風靡し、現在は株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表および境目研究家として活動する安田佳生の連載対談。個性派の2人が「めちゃくちゃに見える戦略の裏側」を語ります。
第94回 60代をポッドキャスターとして生きる

そうなんですよ。YouTubeを頑張ってらっしゃる西崎さんに言うのもあれですが、動画コンテンツ全盛のこの時代に、じわじわと音声コンテンツへの注目が高まり始めている。その一つの表れとして、完聴率がものすごく高いっていう話があって。

いろいろ考え方はあると思うんですが、私は「質の高い知識を本気で求めている人が音声メディアに流れている」んじゃないかと思っているんですよ。例えば最近って、再生速度を早めて動画を見る人が増えましたよね。時間を有効活用するために1.5倍速とか2倍速とかで見る。

そうそう。例えば私自身もね、動画はなんとなく受け身というか、流れてきたものを惰性的に見てしまう。でもPodcastは「これについて知りたい」「ここをもっと勉強したい」という気持ちで聞くので、集中度が違うんですよ。
対談している二人
西崎康平(にしざき こうへい)
トゥモローゲート株式会社 代表取締役 最高経営責任者
1982年4月2日生まれ 福岡県出身。2005年 新卒で人材コンサルティング会社に入社し関西圏約500社の採用戦略を携わる。入社2年目25歳で大阪支社長、入社3年目26歳で執行役員に就任。その後2010年にトゥモローゲート株式会社を設立。企業理念を再設計しビジョンに向かう組織づくりをコンサルティングとデザインで提案する企業ブランディングにより、外見だけではなく中身からオモシロイ会社づくりを支援。2024年現在、X(Twitter)フォロワー数11万人・YouTubeチャンネル登録者数20万人とSNSでの発信も積極的に展開している。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。



















