【Podcast紹介】採用面接では、どうやって人を見ればいいですか?

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毎週水曜日更新のPodcast、「安田佳生のゲリラマーケティング」の一部を書き起こしてご紹介します。
ビジネスの悩みから人生の素朴な疑問までお答えするPodcast、今回ご紹介する内容は・・・

採用面接では、どうやって人を見ればいいですか?

出典元Podcast:安田佳生のゲリラマーケティング
出演者:安田佳生・下出裕典・内藤希美

【第84回】採用面接では、どうやって人を見ればいいですか?

短い面接時間で他人を見ぬくことは難しいけど、付き合いの長い自社や自分のことはよくわかる。まずはそこから考えてみませんか。

以下、Podcastの一部書き起こしです。

なぜそう判断して、そういう選択をしてきたのか。(内藤) 

(内藤)今週はこんな質問をいただきました。30代営業の方です。

「安田さん、下出さん内藤さんこんにちは。毎週水曜日の更新を楽しみにしています。採用面接に関して質問をさせてください。

今、私は自分のチームで働いてもらう方を採用すべく、週に4件ほどの中途採用の面接をしています。主に20代~30代前半の女性が多いのですが、面接でどこまで人を見ぬけるのかとても悩んでいます。

今までも自分で面接をして採用をしていますが、この子なら、と採用した方でも活躍してくれる人もいれば、全く活躍できずに早期にやめてしまった人もいます。履歴書、職務経歴書と面接でその人を判断しようとしても、言葉だけでならなんとでも言えてしまう部分もあり、うそか本当か悩むことが多いです。

特に中途採用に関してはベースとなる文化、スタンスの違いが多く、判断がとても難しいです。

安田さん、下出さん、内藤さんが人を採用しようと思ったときに面接でどんな質問をして、その人の合否をどのように判断していらっしゃいますか。ぜひアドバイスをいただけると幸いです。」

(下出)すごいじゃないですか、きみちゃん。完璧でしたね。(※編集注:一度もかまずに長い質問を読み終えることがめずらしいため)

(内藤)完璧でしたね。

(下出)めずらしい。キャラ違いですね。

(安田)書き方が上手なんですね(笑)

(内藤)そうですね。

(下出)ご質問いただいた方の質問が非常によかったというところで。
さて、我々も採用支援会社をやっていたわけですけれども。

(安田)内藤さんなんてねえ、現役で。

(内藤)現役で(笑)

(下出)中途採用もお手伝いされてましたよね。

(安田)ここはプロの意見を聞いてみましょう。

(内藤)ええ(笑)

(下出)紹介のときは代行もされてたんですか?

(内藤)面接の代行はしますね。お客さんにご紹介する前に、ある程度こちらで判断してお渡しするってことは必要でしたね。

(下出)どんな質問をしてのように判断されていたんですか?

(安田)必ずする質問ってないんですか?

(内藤)私は「未来にどんな思考を持ってるか」とか、そこはあまり聞いても…ってところがあるので、(判断するのは)「過去にどんなことをやってきたか」というか。

そんな大それたことでなくてもいいので、小さいころにどういうことを考えてやってきたのかってところから、けっこうじっくり聞いていきますね。

なぜそれを判断して、そういう選択をしてきたのか、とか。思考のプロセスとか。過去について、事実を聞いていきましたね。

(安田)下出さんもそういうタイプじゃないですか。

(下出)そうですね。どんな仕事、中途採用だとすれば、前の仕事楽しかったとか、そういうことは聞きますね。

(安田)それはなんのために聞くんですか?

(下出)僕はどんなスタンスで仕事に取り組んでるか、ですね。なんか志望動機を聞くと用意されてますけどね。

しれっと「今日楽しかったー?」とか聞くと本音がぽろっとでたりするので。その辺は聞きますかね。

あとは逆に、「なんか聞きたいことがある?」ってことも必ず聞きますけど。そっちの方が僕は重要かな。そこで何を聞いてくるか。

(安田)なるほどね。

 

仕事ができるっていうのはどういうことか(安田)

(下出)(面接対象から質問をもらうことで)何を考えている人なのか、は、よりわかるかなあというところですけど。

基本的にこの方のご質問に答えるとするならば、僕は面接で人を見ぬく自信はないですねー。基本的には見ぬけないんじゃないのかって感じはしますけど。

(安田)すべてを見ぬくのは難しいですよね。

過去に、「仕事ができるかどうかわかる質問を教えてください」って言われて、僕は究極の質問を考えたことがあるんです。

(その質問は)「仕事ができるっていうのはどういうことか」ってことを聞くんですけどね。

「仕事ができる状態ってどういう状態だと思う」「仕事ができる人と仕事ができない人の決定的な違いはなんでしょうか」って。そうすると、その人の中の仕事ができる像できない像とかが見えてくるんで、その人ができるかどうかについて、どう思っているかっていうレベルはわかる。そこから判断できることは多いんですよ。

「仕事ができるとはどういうことか」っていうことを考えたことがある人と、ない人ってけっこう大きな差があって、そこは一発でわかりますけど。

(下出)そういう意味言えば、僕も「プロとアマチュアの違いってなんだと思う」っていうのはよく聞きますね。まあもちろん答えなんてないんですけど、その人なりの考え方みたいなのはでてくるんで。そこは近いかもしれないですね。

 

組織の状況によって、残って活躍してる人の傾向がある(安田)

(安田)『仕事ができる人を見ぬこうと思って面接してみたら、できなかった』っていう話はよく聞くじゃないですか。で、もちろん下出くんがいうように『面接じゃ人を見ぬけない』っていうのは事実じゃないですか。そこで見ぬけたとしても人って変わるし。

とはいうものの、確率をあげるために一番大事なのはなにかっていうとですね。
「そもそもどういう人が仕事ができるか」って仕事によって職場によって違うじゃないですか。

多少テキパキしてなくても、周りの人とうまくいく人が結局ここで活躍してるんだーとか、あるいは人間関係とかじゃなくて、とにかく業務が速い人がここでは活躍してるんだとか。

その仕事内容もそうだし、その組織の状況とかによって、残って活躍してる人の傾向みたいなのがあるんです。それをまずちゃんと考えることだと思うんですよ。そこを考えずに、面接でなんとなくできる人を見ぬこうとしてると、なかなか難しいと思うんです。

(下出)(いただいた質問は)自社なり自分のチームなりで活躍する、営業の方ってことですけど、どんな人が営業ができる人なのか、活躍してる人なのか、をどこまで突き詰めるかってとこですね。

(安田)そうですね。この人の場合、自分のチームで働いてもらうって言ってるんで、仕事ができるっていうのはどういうことなのかっていうところも含めて、例えば・・・・

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