こんにちは。円道一樹です。大久保圭太の財務アタマを鍛えるラジオ~マネトレ~。大久保先生、本日もよろしくお願いいたします。
お願いしまぁぁす……
ちょちょちょ。
眠い……
ホントに眠そうでしたね。
おはようございます!
「おはようございます」じゃない(笑)夕方聴いてる方もいらっしゃいますし。
じゃあ「こんにちは」だったらいいのか。
たしかに(笑)すげー機嫌悪いし。
機嫌は悪くない。でも、ちょっと眠い。
なんでいきなり眠くなったんですか?
朝だから。
えーっ。
えっ、ヨタなしですか?
ヨタってなんだよ。
与太話。
与太話じゃねーよ。メインコンテンツ(笑)
そっち?(笑)
そっち。それ、でも、あれだよ、言うとみんな「そうですね」って言うもんね。
ホントに?今のちょっと面白いっすね。メインコンテンツって(笑)
ちげーから(笑)頑張ってやんないと、みんなだんだんそっちがメインだと思って(笑)
そっちのほうが気合い入ってますからね。
違う違う。ちゃんとやるよ。
いきなりなんで気合い……番組始める前に気合い入れてください。
ああ、そうです。スロースターターです(笑)
スタートしてなかったんですか(笑)じゃあ、いいですか?
はい。
いろはす飲むのやめてもらっていいですか。
(笑)うん。
「うん」じゃない。いきます!もう。質問いきたいと思います。今回はですね、えーと、経営者の方ですね。いきたいと思います。売却を考えています。経営してから……
急だな(笑)
いやいや、質問そう書いてあるんですもん。
ちょっとビックリした。
わかりやすく書いてくださってるんじゃないですか。
ああ。
いいですか?
売却を考えています。経営をしてから10年経ち、少し疲れました。
頑張れよ(笑)
売上5億、利益が約600万、業種はITです。売却額の試算の考え方や、何か注意しておくべき観点などあれば教えてください。具体的に進める場合、大久保先生の事務所に依頼したいと思っています。
いいよ(笑)
いやいや。これ、逆に言うと試されてんじゃないですか?
何が?いいよ、忙しいもん。
断らないでくださいよ(笑)「ちゃんと注文するから答えてね」ってやつですか。
そういうの嫌だね。
ちょっとズルいですか?
裏取引で。
駆け引きで?
駆け引き。応じないから(笑)
(笑)まあ、というわけでね、質問来てますので。
たしかにね、いつ売るのかはあるよね。「疲れたから」っていうのはちょっとわかんないけど、でも、若いときに売るっていうのもチョロチョロまわりでも出てきてるっていうか、「ホントに死ぬまで株主でいるのがいいことなのか」っていうことにちょっと気づいてるよね。
みんな?
みんな。事業承継、100年企業とか、べつに株主が第三者になったとしても、100年続けば100年企業だと思うんだけど、オーナー一族であり続けるっていうことのメリットをあまり感じなくなってるという感じが少しあって。やっぱ今多いのは、後継者不在系の、要するにもう70代80代の経営者の株の売却なんだろうけど、まあ、そのぐらいになってると、次の世代がちゃんとやってればいいけど、その世代の方がやってる会社ってやっぱパワー落ちることが多いよね。
特に創業社長とかが多いですね。
気持ち?
そう。何十年続けてきたこの会社の……だから、それは続けてさしあげるって言ってんだけど(笑)だから、そういう意味じゃ、個人に入るお金がいくらであっても、会社は続くほうがいいじゃんって思ってるんだけど、まあ、もちろんわかるよ、気持ちは。だけど、結構こじれるケースが多いなっていうのは今現場で見てて思うね。
実際に話来て進めていくと、感情がむき出しに?
そう。いい会社の場合は特にそうだし、悪い会社の場合でも、「タダで引き取ってもらうしかないんじゃない?」みたいな話でも「何十年続けてきたのにバカにしてんのか!」みたいなのも。俺、1回怒られたことあるもん。
それ、昔の話ですか?
「債務超過おじさんなんだから」って言ったら怒られちゃった(笑)
それは怒るわ(笑)
いや違った。「クソ債務超過」っつったんだ(笑)ホントにクソ債務超過だったんだもん。
すぐケンカ売るから。
売ってない。そんぐらい言って気づかせたい。
いや、それを「ケンカ」っていうんですよ。
違う違う。その社長はわかってんだよ。嫁みたいのが出てきて「この会社なんだと思ってんだ!」「いや、債務超過の会社だと思ってますよ」っつった(笑)
事実ですけど(笑)
いや、でも、そうしないと社員守れなかったりすんじゃん?オーナーのエゴで会社倒しちゃダメだよって思ってんだけど、クソ債務超過って言って(笑)ついついね、ちょっと口が悪すぎた。
まあ、そんな話があって。
だから、まあ、年齢いくつかわかんないけど、まだ10年ぐらいだから若い経営者なんでしょうけど、いいんじゃないですか、売ったら。
違う違う違う違う。
え?
じゃなくて。
頑張ってください。
いやいや、終わってないですよ。まず、ほら、注意点あるのかとか、今回の売却額の試算とか、そのあたりを聞かれてるんで。この情報だけで試算できるんですか?
できない。
ちょっと待ってください。覚えてます?数字。
利益は見たけど。
利益が600万。10年経営です。
まず、株価の前提としては純資産だよね。
株価の前提が純資産?
純資産が出ると。
そうそう。これがまずひとつだよね。これをぜんぶ時価に引き直したのが、ひとつその会社の財産価値。が、まずひとつ目安になると。
・・・後半に続く・・・