
たしかにね、いつ売るのかはあるよね。「疲れたから」っていうのはちょっとわかんないけど、でも、若いときに売るっていうのもチョロチョロまわりでも出てきてるっていうか、「ホントに死ぬまで株主でいるのがいいことなのか」っていうことにちょっと気づいてるよね。

みんな。事業承継、100年企業とか、べつに株主が第三者になったとしても、100年続けば100年企業だと思うんだけど、オーナー一族であり続けるっていうことのメリットをあまり感じなくなってるという感じが少しあって。やっぱ今多いのは、後継者不在系の、要するにもう70代80代の経営者の株の売却なんだろうけど、まあ、そのぐらいになってると、次の世代がちゃんとやってればいいけど、その世代の方がやってる会社ってやっぱパワー落ちることが多いよね。

そうそう。で、そのときになって売ろうとして、価格がつかない……しかも愛しちゃってるから、会社を。だからすごい感情的にもなるしさ、それでブレイクするケースも結構あるよなあって、今見てて。結局、純資産とか営業権でみるのに、あの、なんだろ……

そう。何十年続けてきたこの会社の……だから、それは続けてさしあげるって言ってんだけど(笑)だから、そういう意味じゃ、個人に入るお金がいくらであっても、会社は続くほうがいいじゃんって思ってるんだけど、まあ、もちろんわかるよ、気持ちは。だけど、結構こじれるケースが多いなっていうのは今現場で見てて思うね。

そう。いい会社の場合は特にそうだし、悪い会社の場合でも、「タダで引き取ってもらうしかないんじゃない?」みたいな話でも「何十年続けてきたのにバカにしてんのか!」みたいなのも。俺、1回怒られたことあるもん。

今B/Sの情報がないからわからないけど、資産と負債の差額が今どれぐらいたまってるのかっていうのがひとつ。会社という箱の単純な価値、財産価値というか。現金がいくらあって、ソフトウェアがいくらあって、負債が借り入れがいくらあって、結果差し引きすると……
・・・後半に続く・・・