GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜
著者:小出 紘道
2019年 目を配っておくべき食トレンド
askmenという、男性向け情報サイトで、
2019目を配っておくべき食トレンド
で、先週は
Various Infusions(各種の抽出液)
The Pegan Diet(世界各地の朝食)
の2つのFood Trendを紹介しました。
今週は最後の2つを紹介します。
—原文
According to Supermarket News, celtuce — a lettuce cultivar — has been dubbed “the new kale.” The The New York Times also has faith in the Chinese lettuce, noting that its “leafy, bitter top” and celery-like stalk make it especially versatile.→
スーパーマーケットニュース(というメディア)によると、 celtuce(セルタス- レタスの変種-)は、「新たなケール」と呼ばれている。 ニューヨークタイムズ紙も、このceltuce(= Chinese lettuce)信者になっていて、「 葉っぱのついた苦い頭の部分」と「セロリのような茎の部分」 が特にversatile(何にでも使える)、と記述している。
Celtuceは、レタスの変種で、Chinese Lettuceとも呼ばれていて、Celery(セロリ)+ Lettuce(レタス)の造語のようです。
「レタスだけだと薄くて水っぽいから、 茎がセロリみたいにしっかりしてればいいんじゃない?」
ということでしょうね。
日本ではまだそれほど出回ってないようです。
ちなみに、ファーマー向けの「珍しい種子の購入サイト」 というのがありまして。
ここで種を購入して育てればいいですねw
↓
https://www.rareseeds.com/ celtuce-lettuce/
見ての通り、なかなかインパクトのる見栄えになるので、 イタリアンとか、オーガニック系のレストランの「 入り口とか店内の目立つ場所」にたくさん栽培しておいて、 お客さんから「え、この植物何ですか?」って聞かれたら、「 セルタス、美味しいですよ。北米で流行ってるんで、 1本好きなの採ってくださいよ、料理しますから。 この機会に試してみてください」みたいに運用すればOKです( 笑)
次。
Orange Wine(オレンジワイン)
—原文
Orange wine , which is made from the same grapes as white wine, gets its distinct hue from letting the juices of the fruit ferment with its skins and seeds. It’s already begun showing up on drink menus at some of the country’s trendiest restaurants.→
orange wineは、白ワインと同じグレープから作られているんですが、 グレープの皮と種も一緒に発酵させることで、 色合いを変えています。既に、 全米で最もトレンディーないくつなのレストランのドリンクメニュ ーに載り始めています。
最初に断っておきますが、僕はワインどころか、お酒飲みません、 、、。
で、知識も超貧弱です。だから「オレンジワインなんて常識だよ」 ってことでしたらスミマセン。。
「赤、白、ロゼ、オレンジ」 というラインナップのメニューの中で、「オレンジ」 が流行り始めている、ということです。
僕、わからなすぎて、てっきり「オレンジとブドウを交配するか、 発酵時にミックスさせた」のかと思い読んでみたら、 白ワインと同じブドウとのこと。
これを機会にググってみたのですが
白ワインって、「白ブドウの果汁」を発酵していて
ロゼワインって、「黒ブドウの果汁」を発酵していて
赤ワインって、「黒ブドウの皮と種」も一緒に漬け込んでいて
オレンジワインって、「白ブドウの皮と種」 も一緒に漬け込んでいる。
という理解をしました。
多分常識なんでしょうけど、僕には新しい知識でした。
「ヘェ〜」
ついでに、Sparkling wineについてもググってみようかと思いきや、 やっぱり僕にはSparkling wine って全然spark joyしないのでやめておきましたww
本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。
小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)
◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ
代表取締役社長
http://citation-sp.co.jp
◆株式会社シタシオンジャパン
取締役会長
http://www.citation.co.jp
◆株式会社 イー・ファルコン
取締役
http://www.e-falcon.co.jp
<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた)
・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった)
・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった)
・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった)
・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)