カテゴリー: 安田佳生コラム
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2025年4月23日
快楽のゼネレーションギャップ
大きな会社に入ってガンガン出世したい。立派な家を建てて家庭的な妻を迎えたい。仕事を最優先にするのは家族の幸せのため。皆がこれを常識として受け入れている時代があった。今はほぼ真逆である。仕事はしっかりやるがプライベートも充…
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2025年4月16日
平均年収1000万円を実現せよ
日本人の平均年収はたった420万円。いくらなんでも低過ぎないだろうか。円安になるのも、物価が高いのも、生活が苦しいのも、すべて年収が低いから。一人当たりの税負担や社会保障費が高いのも平均年収が低いから。すべての原因はそこ…
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2025年4月9日
組織図を見れば未来が見える
人不足はもう待ったなしである。何度も申し上げているように、この先、中小企業から人が消える。より大きな会社(同じ職種で報酬が高い会社)へと人がどんどん移動していく。この変化に対応するため中小企業はどちらかに舵を切らねばなら…
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2025年4月2日
75歳まで働く時代
定年再雇用者の賃金がどんどん引き上げられている。正確に言えば定年前の基準に戻されている。だがその配分は平等ではない。スキルが高い人にはより多くの報酬が支払われ、その分スキルが低い人の報酬が減らされる。言うまでもないが、こ…
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2025年3月26日
上にAI下にロボット
国も会社も人不足。この先数十年、いや、もしかしたら永遠に、少子化が解消される未来は来ないかもしれない。若者の婚姻数がどんどん増え結婚した夫婦がみんな2人以上の子どもを産む。そんな未来を想像できる人がいるだろうか。もう人口…
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2025年3月19日
報酬は現場に降りてくる
老朽化した橋や道路の整備が進まない。駅前高層ビルなど大型工事のストップも相次いでいる。資材の高騰と人不足がその原因だ。決められた予算では資材を買えない。人も雇えない。これまでなら下請け業者を安く叩くことで成り立たせてこら…
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2025年3月12日
ヒトとAIの棲み分け
アナログ、非効率、無駄、無意味、おバカ。これが儲かるスモールビジネスの共通点になっていくだろう。デジタル、効率化、無駄の排除、意味のある作業、賢い選択。これらはAIによって劇的に価格が下落していくからである。人間はとても…
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2025年3月5日
待ったなしの労働力不足
現時点で労働力不足に陥っている会社・業界・地域は腹を括ったほうがいい。本当の労働力不足は「これから」始まるのである。日本の人口は2011年以降減り続けているが労働人口の減少はまだ始まったばかりだ。専業主婦世帯が激減してい…
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2025年2月26日
確実な未来予測
日本では労働者の7割が中小企業で働いている。ゆえに中小企業が日本経済を支えていると言われている。しかし中小企業で働く従業員の報酬は大企業に比べて激安である。日本人の平均年収は460万円ほどだが中央値では400万円に過ぎな…
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2025年2月19日
年収1000万円の壁
ラーメンには1,000円の壁があると言われている。1,000円を超える価格設定にすると顧客が激減してしまう。しかし1,000円以下だと原料費や人件費アップに耐えられず倒産してしまう。つまり1,000円を超えても集客できる…
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2025年2月12日
再び人で差別化を図る
情報が特別な意味を持つ時代が終わり「あって当たり前」の時代になった。情報はあっという間に業界全体に共有される。そこでは先に手がけることが必ずしも有利とは限らない。先にホームページを作る。先にWEB広告を出す。先にSEOに…
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2025年2月5日
社員が会社を選ぶ時代
かつて稼ぐために資本が必要な時代があった。戦後、何もないところから富を生み出すには「まとまった資金」が不可欠だったのである。工場を建て、原材料を仕入れ、それを加工して販売する。加工貿易とは資本家が労働者を雇う図式に他なら…
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