カテゴリー: 安田佳生コラム
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2018年11月7日
途切れない思考
あるレストランでの出来事。 ピカソは店員に「何か描いてくれ」 と言ってナプキンを渡される。 1分ほどでナプキンに絵を描いたピカソは 100万円を要求したと言われている。 「たった1分で100万は高すぎる」と驚く店員に ピ…
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2018年10月31日
生きている会社
生と死の境目。 人間の場合、それは医学によって判断される。 呼吸しているかどうか、心臓が動いているかどうか、 脳が活動しているかどうか。 息がなく、心臓が止まり、瞳孔が開いたままの状態。 それを「人間の死」と医学は断定す…
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2018年10月24日
金儲けというゲーム
証券取引所から人間が消えたのはいつ頃だったろう。 今そこにあるのはメディア向けのディスプレイと 取引を自動処理するコンピュータだけである。 為替や株式投資による資金の運用において、 もはや人間はAIに太刀打ちできない。 …
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2018年10月17日
時給と年収の関係
年収とは月給の積み重ねであり、 月給とは時給の積み重ねである。 計算上はもちろん、それが正しい。 だが現実はそのように単純なものではない。 時給が決まっていて、働く時間も決まっている。 そういう人ならば、単純な掛け算で …
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2018年10月10日
人は理性で損をする
人間はすぐに食べ過ぎる。 食べ過ぎてどんどん肥満になって行く。 肥満にならない人は自分を律することが出来る人。 理性によって本能を抑え込むことが出来る人。 そういうイメージを私たちは持っている。 だが冷静に考えてみればと…
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2018年10月3日
稼ぎと学び
今、eスポーツと呼ばれる競技が 世界的なブームになっている。 スポーツという名が付けられてはいるが、 実態はゲームの大会である。 その賞金総額は億単位であり、 トップ選手の年収は軽く1億円を超えるそうだ。 この先賞金額は…
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2018年9月26日
他人と人間の境目
人は誰しも他人の目が気になるものである。 自分は周りからどのように見られているのか。 そして他人の存在そのものが気になる。 同僚はいくら稼いでいるのか。 どのような生活をしているのか。 隣の子供の成績はどうか。 どこの学…
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2018年9月19日
大谷翔平とブルーオーシャン
日本プロ野球には行かない。 そう断言していた大谷選手を、 日本ハムの栗山監督は強引に指名した。 2012年ドラフト会議での出来事である。 この年は逸材が多く、藤浪投手は4球団、 東浜投手は3球団の重複指名、 つまり奪い合…
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2018年9月12日
好きと得意の境目
好きなことを仕事にして生きていきたい。 それは多くの人が望む生き方である。 だが実現できる人はかなり少ない。 なぜなら多くの「好き」は 巨大なレッドオーシャンだから。 例えば、大好きな野球やサッカーを 仕事にしたいという…
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2018年9月5日
Cの逆襲
商店街に並んでいる小さなお店。 例えば個人経営のブティック、 喫茶店、パン屋、肉屋、金物屋。 定義的には、これらの店で行われているのは ビジネスである。 だが我々のイメージするビジネスとはちょっと違う。 それはビジネスと…
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2018年8月29日
ストイックの種類
自分に厳しく欲望に流されない人。 それをストイックな人と呼ぶ。 見たいテレビをぐっと我慢して勉強する受験生や、 彼女とのデートをぐっと我慢して練習に励む甲子園球児。 まさにストイックの鏡である。 ストイックな人は決して短…
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2018年8月22日
会社依存症からの脱出
給料が安い。 昇給が見込めない。 仕事がつまらない。 こういう文句を聞くたびに 経営者時代の憤りが蘇ってくる。 「文句があるなら会社を辞めて好きに働け」 そう言いたくなる。 もちろん、経営者時代に そんなセリフを口にした…
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