仕事=雇用とは限らない。|中卒社長クボサトシ「学ナシ経営のススメ」 vol.13

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中卒の僕でも、社長になれた。
裸一貫からのスタートから年商4億円のビジネスを作り上げた「中卒社長・クボサトシ」がゆる〜く語る経営のコツ。既にビジネスを始めている方も、これから始めたいという方も、頭をからっぽにして読んでみてください。

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中卒社長クボサトシ「学ナシ経営のススメ」 vol.13
仕事=雇用とは限らない。


“中卒社長”のクボサトシです。

『学ナシ経営のススメ』では、小さな頃から学校の授業が大嫌いだった私が、どうやって年商4億円のビジネスを立ち上げたのか、その経緯やノウハウについてお伝えしていきたいと思います。

今週も、先週の続きから。

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現場を任されることが徐々に増え、また後輩が入ってきたりしたことなどが重なって、私の心境にも変化が出始めたという話をしました。今思えばその頃には既に、「独立」というイメージは頭にあったのかもしれません。

塗装の仕事を初めて数年でそんなことを思うものなのか、と疑問に思うかもしれませんが、そういう意味で当時の塗装業界は少し特殊な世界でした。そもそも「雇用」という形は一般的でなく、職人は「個人事業主」として親方から仕事をもらうのです。

かくいう私も、親方に雇われた社員ではなく、あくまで親方から仕事を委託される個人事業主という立場でした。つまりそもそも「独立した状態」で働いているわけですが、特定の親方から専属的に仕事を振ってもらっている状態なので、感覚としては「社員」に近いのです。

ですからここでいう「独立」というのは「個人事業主になること」ではなく、「自分自身で仕事を取って生活していく」ということを意味します。私で言えば、いつもの親方から仕事をもらわず、自分でお客さんを見つけるということです。少しややこしいですが、ご理解いただけるでしょうか。

そして20代前半、つまり私が「独立」ということをほんのり考え始めた頃からさらに数年が過ぎた頃、私はとんでもない事件を起こすことになります。「前代未聞だ」と親方を激怒させ、あわや業界から追放されるかもしれないという状況にまでなった、ある事件。

一体どんな事件なのか。ヒントをいくつか置いておきましょう。一つ、私は「独立」を考え始めていた。一つ、業界的には非常に好景気で仕事はたくさんあった。一つ、学ナシの私にはいわゆる一般常識がなかった。

さあ、どんな事件を起こしたかわかるでしょうか(笑)。来週はそれについて書いてみたいと思います。

ここで学ナシ経営のススメ。

「仕事=雇用ではない

上記の通り、当時の塗装業界で「雇用」というのは一般的ではありませんでした。働く=誰かに雇用されて仕事をする、と思っているとしたら、そうではない世界もあるのだと知っておいた方がいいでしょう。雇用関係になくても安定した収入を得ている人は多くいます。逆に、雇用されていても不安定な生活を強いられている人もいるかもしれません。雇用というのはそれほど絶対的なものではないのです。

ということで、また来週。

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