GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜
著者:小出 紘道
2019年、知っておくべき「ライフスタイル変化」
1. Nap rooms
2. Plant-based skin products
3. Eco-travel
4. Living in an RV
5. Elevation training masks
6. Smart speakers teaching you another language
7. Robots as pet sitters
8. Robots folding your laundry
9. Virtual reality gyms
10. Social isolation
3.Eco-travel(エコトラベル)
植物由来のスキンケア商品
—原文
In fact, it is among the fastest growing segments of the entire industry, with 2017 being named the International Year of Sustainable Tourism for Development to reflect the growing movement.→
Eco-travel(エコトラベル)は、 全産業の中でももっとも成長が早く、2017年は「 持続可能な国際ツーリズムの年」と命名されています。
ここでは、「いつか役に立つかもしれない英単語」として、 Ecoを取り上げておきます。
いわゆる「エコ」ですが、このEcoには語源的に
1. Ecology →生態系
2. Economy →経済
の2つの意味合いがあります。
ですから、「エコな」というと、「生態系や環境に優しい」 という意味合いと、「経済的に優しい(安い)」 という意味合いがあるので、どちらの意味合いの「エコ」なのか、 時に不明確なまま話が進んでいくという危険をはらんだ単語です。
次。
4.Living in an RV
RV車で生活する
—原文
In addition to senior citizens practically turning RV parks into retirement communities, millennials, too, are moving into RVs because they are affordable, with monthly payments as low as $170.→
RV車が、 シニアの人達のリタイア後の生活に役に立つだけでなく、 ミレニアル世代もRV車志向になってきています。というのも、 RVは手がとどく価格帯で、月の支払いが$ 170くらいのものもあるからです。
SUV = Sports Utility Vehicle(多目的でスポーティーな車)
RV = Recreational Vehicle(余暇・レジャーを楽しむ車)
なお、Vehicleは「乗り物」のことです。Carですね、この場合。
この記事で言うRVは「ワンボックスカーとかキャンピングカー」 を含んでいる感じでしょうね。ハイエースとかは、 ワンボックスでありRVである、と言うことですね。
そうか、RVは「車の種類というよりライフスタイルを表している」のですね。
自動運転技術の発達と、それに法令・制度が追いついて行けば、「居住空間としてのクルマ」 の価値で勝負する戦場になるでしょうから、「クルマを週末だけキャンピングカーにする」とか、「クルマをオフィスとして使う」 というライフスタイルを達成するための「デザイン」「施工」 までを全てコンサルする仕事は、small businessとしてぴったりではないでしょうか?
本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。
小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)
◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ
代表取締役社長
http://citation-sp.co.jp
◆株式会社シタシオンジャパン
取締役会長
http://www.citation.co.jp
◆株式会社 イー・ファルコン
取締役
http://www.e-falcon.co.jp
<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた)
・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった)
・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった)
・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった)
・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)