【GlobalPicks/vol.123】コロナ後の世界(No.2)

GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜
著者:小出 紘道



引き続き「シリーズ コロナ後の世界(No.2)」をやっていきます。

Accenture(アクセンチュア)のwebから「経営サイドはwith コロナの環境下でどのようにビジネスを再開させるべきか?」についての論説を拾ってきましたので、紹介していきます。

今回の記事はコレ↓

COVID-19: 5 priorities to help reopen and reinvent your business
COVID-19:ビジネスを「再開」し「再発明」 するために優先すべき5つのこと

[https://www.accenture.com/mu-en/about/company/coronavirus-reopen-and-reinvent-your-business]

ただビジネスをreopen(再開)するのではなく、ビジネスをreinvention(再発明)することこそが重要だ、と言っています。
で、reinventionのためには、経営サイドもしくはリーダーサイドとして下記の5つの「大事なこと」があるよ、という論説です。

1. Put People First
2. Design Spaces That Work
3. Solve in Phases
4. Commit to an Elastic Cost Structure
5. Get Future-Ready

5.Get Future-Ready(未来への準備を)
Long-term success of reopening lies in building new capabilities. This is the time to begin wider business transformation by leveraging new technologies at scale.

ビジネス再開の長期的成功は、新しい能力開発にかかっている。今こそ、スケール可能な新しいテクノロジーを「てこ」に使って、幅広いビジネス変化(転換)を始めよう。

 

ちょっとわかりにくいですが、結局のところ、デジタル技術を使ったDX(Digital Transformation)の話でした。
普通の話でした。。。

「Get Future-Ready(未来への準備を)」
「DX (Digital Transformation)」でね!
という。。。

そして、原文の続きを読んで行くと、

「cloud(クラウド)とagile(アジャイル)でスケーラビリティ(scalability)をうんぬん、、、」
という、超普通(1周回って新しい気もするけど)のコンサル文章で少し萎えてしまいました。

ということで、アクセンチュアさんの典型的お得意パターンのPR記事にお付き合いした形となってしまいました。先に全部読んでおけばよかったです(汗)

いや、DXもアジャイルも大事だと思いますよ。別に否定派ではないです。
ただ、特段「postコロナ」だから、というよりも「2015年くらいから(もっと前から、とも言えますが)」ずっと大事でしたよね。

そういう話で終わってしまい、ごめんなさい。

いや、それで終わっては良くない気がするので、「いつか役に立つかも英単語」として、何度か登場している、「DX」と「agile」と、初登場の「scalability」を取り上げたいと思います。

agile(アジャイル):素早い対応
これは前にも取りあげたかもしれませんが、外部環境の刻々した変化に、都度素早く対応していけるビジネスを作りあげるべきだ、という文脈になります。

DX(Digital transformation):デジタルを利用した変革/デジタルシフト
DXは、「デラックス」と読みたいところですし読むのは自由ですがw、「ディー・エックス」って発音しておきましょう。

scalability(スケーラビリティ):拡張性/大規模な展開の可能性
「大きく拡大できる」という意味合いで、よく「スケールさせる」と巷で使われているアレです。

では、そういうことで!

 


「本コラムと、本業ビジネスとの関係」(著者・小出紘道より)

本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。

著者情報

小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)

◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ
代表取締役社長
http://citation-sp.co.jp

◆株式会社シタシオンジャパン
取締役会長
http://www.citation.co.jp

◆株式会社 イー・ファルコン
取締役
http://www.e-falcon.co.jp

<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた)
・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった)
・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった)
・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった)
・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)

 

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