GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜 著者:小出 紘道
先週から「シリーズ コロナ後の世界(No.5)」として、
Consumer sentiment and behavior continue to reflect the uncertainty of the COVID-19 crisis
https://www.mckinsey.com/business-functions/marketing-and-sales/our-insights/a-global-view-of-how-consumer-behavior-is-changing-amid-covid-19
欧米各国で街が再開し始めて(
いくつかの興味深いチャートがあるので、
今回のチャートはこれ。
Global consumers anticipate pulling back on spending across categories.
↓
各国国民が産業カテゴリ毎に「次の数週間にどの程度の出費削減」
を見込んでいるか? (7月末段階)
ざっくりと次のことが読み取れます。
・唯一「全ての国」でプラスの支出を見込んでいるのが「
・「Apparel(アパレル)」と「Travel and Transportation(旅行&移動)」は全ての国で、
・国別では「China」と「India」
・プラス方面で特筆すべきは「Korea」の「Home entertainment(自宅での娯楽)」
・「Japan」で特筆すべきは「Footwear(靴)」
・意外にも「Japan」と「Korea」の傾向は異なる
withコロナの国別データを眺めると、世界は中国、インド、
それにしても、KoreaのHome entertainmentのスコアは「尋常ではない」ですね。
世間を見渡すと、
FORTNITEのEpic Games社の親会社がTencent(テンセント)
とはいえ、Epic Games社も中国系の会社という理解は一般的には浸透していな
日本でも「LINEは韓国系だから日本では流行らない」
なお、「役に立たないかも豆知識」ですが、
IKEAなんて「色がスウェーデン」丸出しですけど、あれは「
話が全然変わってしまいました。
とにかく「靴が売れなくて、ABCマートとか、やばくないか?」
本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。
小出紘道 (HIROMICHI KOIDE) ◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ 代表取締役社長 http://citation-sp.co.jp ◆株式会社シタシオンジャパン 取締役会長 http://www.citation.co.jp ◆株式会社 イー・ファルコン 取締役 http://www.e-falcon.co.jp <いわゆる経歴> ・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた) ・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった) ・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった) ・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった) ・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ) 著者ページへ