GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜 著者:小出 紘道
先週に引き続き、イギリス版の「2020年流行語大賞」を引き続き紹介します。
COLLINSという辞書の会社が発表しています。
Word Of The Year 2020(2020年のコトバ)
https://www.collinsdictionary.com/woty
ちなみに、大賞は先週お伝えした通り「LOCKDOWN(ロックダウン)」でした。
先週の続きで「ノミネート(大賞候補)」を見て行きます。
- MEGxit(ヘンリー王子とメーガン妃の王室離脱)
Noun(名詞)
The withdrawal of the Duke and Duchess of Sussex from royal duties.
→サセックス公爵(ヘンリー王子)と公爵夫人(メーガン妃)が王室から離脱すること
読み方は「メグジット」って感じです。
Brexit(ブレグジット=英国のEU離脱)にかけて、
Meghan(メーガン妃)+ Exit(離脱)=Megxit(メーガンが出ていく!)
という造語です。
ちなみに、日本でいうところの「ヘンリー王子」は英語ではHarry(ハリー王子)です。最近は日本でも「ヘンリー王子」ではなく「ハリー王子」と報道されるようになってきましたが、同一人物です笑
- TikToker(ティックトッカー)
Noun(名詞)
A person who regularly shares or appears in videos on TikTok.
→定期的にTikTokに自分の動画を上げる人
インスタでPRしながら生計を立てる人を、インスタグラマー(Instagrammer)と呼ぶのは定着しましたね。TikTokの人達は、TikTokerです。
「インスタ映えする」ことを、Instagrammable(インスタグラマブル)と表現します。
であれば、「TikTok映えする」ことをTikTokableと呼ぶのか気になったので、今からググります。
↓
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あ!!! 呼びます!!! TikTokableでOKでした!
Urban Dictionary: Tiktokable
https://www.urbandictionary.com/define.php?term=Tiktokable
TikTok映えする=TikTokableでOKです。
読み方はティックトッカブルです。
- Mukbang(モッパン/モクバン)
Noun(名詞)
A video or webcast in which the host eats a large quantity of food for the entertainment of viewers.
→ホスト(配信者)が大食いしている様子を配信する動画サービス
韓国発の「大食い配信動画」で、視聴者とコミュニケーションできる形式のサービスです。全然趣味じゃないので試し視聴すらせずにこのコメント書いてます、すみません。。。
UKでめちゃくちゃバズったことはニュースで何度も見てまして、今年UKは中国のTikTokと韓国のMukbangに完全にジャックされた1年だったようです。
少なくともUKの自粛下における「スマホ時間内のシェア」という意味では中国と韓国の圧勝で、我らが日本勢は全く影すら踏めなかったようです(涙)
本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。
小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)
◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ 代表取締役社長 http://citation-sp.co.jp
◆株式会社シタシオンジャパン 取締役会長 http://www.citation.co.jp
◆株式会社 イー・ファルコン 取締役 http://www.e-falcon.co.jp
<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた) ・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった) ・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった) ・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった) ・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)
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