「遊んでいるかのように働きたい」をモットーに、毎日アロハシャツ姿で働く“アロハ美容師”こと岩上巧さん。自身が経営するヘアサロン「mahaloco(マハロコ)」には、岩上さんしか実現できない<ココロオドル髪型>を求め多くのお客様が訪れます。その卓越したビジネスセンスの秘密に、ブランディングの専門家・安田佳生が迫る対談企画です。
第74回 ハウオリが、人生を楽しめるキッカケを作る

『ハウオリ』の新サイトにはたくさんの方の「髪質が変わった」という体験談が掲載されています。私も60歳を過ぎてだいぶボリューム感がなくなってきたなと感じるのですが(笑)。

もちろんケースバイケースですが、歳を重ねることで髪の毛が細くなり、毛根自体も衰えてしまうことが多いんです。だからこそハウオリで髪全体のボリュームが復活することで、若返って見えるようになるんですよ。しかも髪全体がフワッとなるから、相対的に顔が小さく見える効果もある。

本数自体が増えるかどうかは、まだちゃんと実証できていませんね。ただ細くなった髪を根元から立ち上がらせる効果はあるので、それで「髪が増えた」ように見えるんです。ちなみに安田さんは「抜毛症」ってご存知です?

仰るとおり、それを続けていると毛根自体の「髪の毛を生やす機能」が衰えてしまいます。…なぜこういう話をしたかというと、ウチのお店では医療用ウィッグを取り扱っているので、抜毛症に悩む中高生がウィッグを買いに来るんですね。で、そういう子たちにハウオリを試してもらうと、すごく大きな変化があって。

そもそも抜毛症の方の頭皮って乾燥して痒くなりやすい。で、その痒みに我慢できなくて次々と髪の毛を抜いてしまう側面もあるんです。でもハウオリで頭皮環境を改善することで痒みもだんだん収まっていく。結果、もう抜きたいという気持ちがなくなっていって、症状が改善していくんです。

さらに言うと、ハウオリの施術で毛根をグッと引っ張りますが、これが「髪を抜く」行為と同じくらいの気持ちよさがあるらしいんですね。だからウィッグを買いに来たけど、結局、ハウオリの12回券を買って毎月通ってくださる方も多くて。

ええ、ぜひ試してもらいたいです。実際ある男の子が、ウチにきた頃は真っ赤な頭皮にまばらにしか毛が生えていない状況だったんですが、ハウオリを始めて約4ヶ月経った今は、フサフサに髪の毛が生えてきて。オシャレにも目覚めて、表情も最初とは比べ物にならないほど明るくなりました!

いや、素晴らしいですね。ハウオリが心のケアにもなっていると。ちなみに以前から岩上さんは「ハウオリは自分がやりたい髪型を作りやすくなる」と仰っていますが、それはどういった理屈なんでしょうか?

美容師として長年見てきて思うのは、多くの方は自分の髪質になんらかのコンプレックスがあるということなんです。その結果、「やりたい髪型」ではなく「コンプレックスを隠せる髪型」を選びがちになる。例えばくせ毛が嫌で、必死にヘアアイロンをあててまっすぐにするとか、直毛すぎるのが嫌だからヘアアイロンでカールを作るとか。

そうそう。でもハウオリをして髪質を改善すると「自分の髪の毛ってこんなにふわふわになるんだ」とか「サラサラになるんだ」と気づく。その結果、「本当はやりたかったけどできなかった髪型」に挑戦できるようになるんですよ。
対談している二人
岩上 巧(いわかみ たくみ)
アロハ美容師/頭髪改善特許技術発明者/パーソナルブランディングプロデューサー/株式会社 OHANA 代表
美容専門学校卒業後、都内のサロンに就職するも、オーナーと価値観の違いから大喧嘩し即クビに。出身地である水戸に戻り実家の美容室で勤務しながら技術を磨き、2008年自身のヘアサロン「mahaloco(マハロコ) 」をオープン。結婚式のプロデュースやイベント企画なども行うパーソナルブランディングプロデュースサロンとして人気を博す。2014 年、髪質改善技術「美髪矯正 hauoli®(2021 年特許取得)」を開発。「まるでハワイで暮らしているように」をテーマに、毎日アロハシャツを着、家族・仲間・お客様と共にハワイアンライフを満喫中。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。