第85回 「ハウオリ伝道師」、募集します!

この対談について

「遊んでいるかのように働きたい」をモットーに、毎日アロハシャツ姿で働く“アロハ美容師”こと岩上巧さん。自身が経営するヘアサロン「mahaloco(マハロコ)」には、岩上さんしか実現できない<ココロオドル髪型>を求め多くのお客様が訪れます。その卓越したビジネスセンスの秘密に、ブランディングの専門家・安田佳生が迫る対談企画です。

第85回 「ハウオリ伝道師」、募集します!

安田

私はこの対談で常々『ハウオリ』をどんどん広めていきましょうと言っていますが、今日はちょっと具体的に「どうやって広めていくか」について、岩上さんと考えてみたいなと。


岩上

いいですねぇ! 実は今も時々、フランチャイズ募集サイト経由でお問い合わせがくるんですけど、実際お話をしてみると、相手側が求めているものと僕がやりたいことが、ちょっとズレている気がしているんですよね。

安田

あー、なるほど。それで言うとハウオリは「フランチャイズで展開できそうな良さげな事業を探しています」というタイプには合わないと思いますよ。それよりも「人の繋がり」で広める方がずっといいのかなと。


岩上

人の繋がりか…。確かに知り合いのオーナーさん伝いで別のサロンを紹介していただき、結果的にハウオリ認定サロンの一員になっていただけたパターンも多いですね。

安田

ですよね。そうやって「美容室からの紹介」でハウオリを広めていく方法も続けた方がいいと思います。その上で、「営業代理店」のような形でハウオリ認定サロンの新規開拓を手伝ってもらってもいいんじゃないかと。


岩上

なるほど! 「ハウオリを一緒に拡大してくれるパートナーさん」を探すわけですか。

安田

そうそう。「代理店」って言っちゃうとちょっとドライな感じもするので…「ハウオリ伝道師」なんていうのはどうでしょう?


岩上

いいですねぇ〜! ハウオリを日本や海外に広めていくストーリーを一緒に作り上げてくれる仲間を集めるわけですね。そうやって「ハウオリファミリー」を増やしていければ最高です!

安田

ちなみに今までに「お客様からハウオリを導入してと言われたから」と問い合わせをしてきた美容師さんっていたんですか?


岩上

いやぁ…記憶にないですね。美容師ってディーラーの声は聞くんですけど、お客さんからの声ってあまり聞かないんですよ。僕はそれが不思議でたまらないんですけど…。

安田

本当ですね。でも立て続けに自分のお客さんから「ハウオリって知ってる?」って聞かれたら、さすがに気になって問い合わせしそうですけど(笑)。


岩上

まぁ、今まではハウオリのサイトがなかったので、お客様も説明しようがなかったのかなと。でも今はハウオリの効果やお客様の生の声もしっかり伝えられるサイトがあるので、美容師にそのページを見せたりなどしてもらえたらいいなと思います。とは言え、口コミ以外でハウオリを広めてくれる人がいれば心強いので、ハウオリ伝道師は魅力的です。

安田

別に美容業界の人にこだわらなくてもいいと思うんですよね。世の中にはサービスや商品の説明をするのがすごく上手な人がいますから。私自身、今すぐにでもハウオリの説明をしに、美容室巡りをしたいくらいですよ(笑)。


岩上

あはは! 安田さんにやっていただけたら、絶対に伝わりますね(笑)。

安田

そうやってハウオリが大好きで、こだわりを持った美容室と岩上さんを結びつけたいという人をパートナーにすると、ハウオリは一気に広がる気がします。だから早くそういう仕組みを作った方がいいですよ、絶対。


岩上

うーん、どんな仕組みにすればいいのかな。…安田さんのお知恵を拝借してもいいですか?(笑)

安田

私は、単に紹介料を払うだけではなく、ずっと繋がっていけるような仕組みがいいと思いますね。紹介したサロンにハウオリが導入されている間は、売上の一部が「ハウオリ伝道師」にフィードバックされるような仕組み。そうすると「ハウオリを広める仕事」だけで生活できる人も出てくると思うんです。


岩上

なるほどなるほど。形式的な広げ方ではなくて、ハウオリに関わる人みんなが豊かになれる仕組みを作るわけですね。…いま安田さんとお話ししながら思ったんですが、こういう「仕組み」の段階から一緒に作り上げてもらうのもアリかもしれない。

安田

いいですねぇ。「ビジネスの建付けから一緒に考えてくれる人」を募集しましょう。となると、やっぱり美容業界の人に限らない方がよさそうですね。


岩上

ええ。そもそも美容業界のビジネスモデルって、製造・販売・会計まで全部自分1人でやることが当たり前。つまり他者との関わりの中で売上を按分する働き方ってほぼ存在していないんですよ。

安田

確かに。オーナーが従業員や業務委託の人に分配するのがほとんですよね。


岩上

そうそう。だから一緒になって企画して、モノを作って、全員が潤っていけるビジネス、という考え方を持った人が少ない気がするんです。だからハウオリを広めていく中で「美容業界でこういう働き方もできるんだ」と知ってもらい、暮らしや人生の意味付けや価値観まで変えていければいいなと思っています。

安田

いやぁ素晴らしいですね。この対談の読者さんの中で、美容師さんじゃなくても「ハウオリを一緒に広めたい」と思っている人は絶対いると思うので、ぜひ岩上さんにお声がけいただきたいですね。私も全面的にお手伝いしますので!


岩上

心強いです! ハウオリを一緒に拡大していく「パートナーネットワーク」を作るため、僕も頑張ります!


対談している二人

岩上 巧(いわかみ たくみ)
アロハ美容師/頭髪改善特許技術発明者/パーソナルブランディングプロデューサー/株式会社 OHANA 代表

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美容専門学校卒業後、都内のサロンに就職するも、オーナーと価値観の違いから大喧嘩し即クビに。出身地である水戸に戻り実家の美容室で勤務しながら技術を磨き、2008年自身のヘアサロン「mahaloco(マハロコ) 」をオープン。結婚式のプロデュースやイベント企画なども行うパーソナルブランディングプロデュースサロンとして人気を博す。2014 年、髪質改善技術「美髪矯正 hauoli®(2021 年特許取得)」を開発。「まるでハワイで暮らしているように」をテーマに、毎日アロハシャツを着、家族・仲間・お客様と共にハワイアンライフを満喫中。

 


安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家

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1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。

 


 

 

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