「遊んでいるかのように働きたい」をモットーに、毎日アロハシャツ姿で働く“アロハ美容師”こと岩上巧さん。自身が経営するヘアサロン「mahaloco(マハロコ)」には、岩上さんしか実現できない<ココロオドル髪型>を求め多くのお客様が訪れます。その卓越したビジネスセンスの秘密に、ブランディングの専門家・安田佳生が迫る対談企画です。
第98回 ハウオリが引き出す「素材美」の魅力

岩上さんは、髪の美しさを構成するのは「造形美」「色彩美」「素材美」だと仰っています。今日はこの3つの要素について、詳しく聞かせていただけますか?

あるいは、「推し活のライブにアイドルと同じ髪色で参加したい」というような楽しみ方もあります。アニメもそうで、『鬼滅の刃』の煉獄さんのような髪色にしたい、とか(笑)。

言えますね。ちなみに最近って「プチ整形」なんて言葉が一般的になるくらい、整形が当たり前になってきたと思いませんか? あれもある意味、「自分の持っている素材を良くしたい」という意識の高まりからきているんだろうなと。

なるほど。それで「髪という素材」をメンテナンスできるのが、岩上さんの発明した「ハウオリ」だというわけですね。ちなみに今までの美容業界に「素材美」の視点はなかったんですか?

僕はそれが果たして正義なのかなって疑問なんですよ。これだけ多様性の時代になっているんだから、その人が本来持っている「唯一無二の素材」の魅力を引き出していってあげたいなと。それが「ハウオリの素材美」の考え方なんです。

そうですね。そもそも、お客様が割と現状否定から入りがちなんですよ。「私は自分の髪のここが嫌なので、そこを直して欲しい」って美容師にオーダーする人がすごく多い。一方の美容師も「お客様のニーズにどれだけ忠実に応えられるか」が重要だと思っているので、結局言われたとおりにやってしまう。
対談している二人
岩上 巧(いわかみ たくみ)
アロハ美容師/頭髪改善特許技術発明者/パーソナルブランディングプロデューサー/株式会社 OHANA 代表
美容専門学校卒業後、都内のサロンに就職するも、オーナーと価値観の違いから大喧嘩し即クビに。出身地である水戸に戻り実家の美容室で勤務しながら技術を磨き、2008年自身のヘアサロン「mahaloco(マハロコ) 」をオープン。結婚式のプロデュースやイベント企画なども行うパーソナルブランディングプロデュースサロンとして人気を博す。2014 年、髪質改善技術「美髪矯正 hauoli®(2021 年特許取得)」を開発。「まるでハワイで暮らしているように」をテーマに、毎日アロハシャツを着、家族・仲間・お客様と共にハワイアンライフを満喫中。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。


















