この対談について
健康人生塾の塾長にしてホリスティックニュートリション(総括的栄養学)研究家の久保さんと、「健康とは何か」を深堀りしていく対談企画。「健康と不健康は何が違うのか」「人間は不健康では幸せになれないのか」など、様々な角度から「健康」を考えます。
第54回 なぜ、人間だけが呼吸を「コントロール」できるのか?
第54回 なぜ、人間だけが呼吸を「コントロール」できるのか?

そうですそうです。だって心臓や胃や血管みたいに、人間の生死に関わる臓器は勝手に動き続けているし、当然、自分の意思では止められないですよね。「呼吸」だって5分も息を止めてたら死んでしまうのに、なぜそれを自分でコントロールすることができるのかなと。久保さんはどう思われますか?

いやぁ、これはまた難しいお題ですね(笑)。医学的に言うと、心臓や胃なんかは「不随意筋」といって自分の意思に関係なく勝手に動く筋肉でできている。かたや肺を動かす横隔膜や肋間筋は「随意筋」だから自分の意思で動かせる、という話になりますが。…たぶん安田さんはそんなことを聞きたいわけではないですよね?(笑)

さすが久保さん、仰るとおりです(笑)。あと、これはSNSで見かけたので真偽のほどはわからないんですが、人間だけが「口呼吸」をするらしいんです。でも口呼吸って良くないっていうじゃないですか。

実は広辞苑を調べると「死ぬ」の語源は「息去=しいぬ」。つまり「息」がなくなることを指すんだそうです。そう考えると昔から日本人は「息」という言葉になにか特別な意味を持たせていたのかもしれないですね。

そう。で、実際、母の呼吸がどんどん浅くなっていって、一瞬止まったんです。そしたらそれから数分後に大きく息をふーーーっと吐き出した。それを見た瞬間、「これは間違いなく最期の呼吸だ」とわかりましたね。

そう思います。「呼吸」ということに話を戻しますと、深呼吸をすると気持ちが落ち着きますよね。あれって副交感神経と関係があるんでしたっけ?

確かに。剣道や柔道も呼吸の仕方が大切なようですし、そういえば『鬼滅の刃』でも呼吸がキーワードになっていましたよ(笑)。

自分で呼吸をコントロールすることで、「思考」と「感情」のちょうど良いバランスを探っているということですね。確かに野生動物は「思考寄り」になることはないだろうから、呼吸をコントロールする必要もないのかもしれない。

人間だけが呼吸をコントロールでき、しかも「口呼吸」まですることができる。やはりこれにはなにか「重大な意味」が隠されているはずですよ。ぜひ、健康人生塾の久保塾長にその真意を突き止めていただきたいですね!(笑)
対談している二人
久保 光弘(くぼ みつひろ)
健康人生塾 塾長/ホリスティックニュートリション研究家
仙台出身、神奈川大学卒。すかいらーくグループ藍屋入社後、ファンケルへ。約20年サプリメントの営業として勤務後、2013年独立し「健康人生塾」立ち上げ。食をテーマにした「健康人生アドバイザー」としての活動を開始。JHNA認定講師・JHNA認定ストレスニュートリショニスト。ら・べるびい予防医学研究所・ミネラル検査パートナー。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。