この対談について
健康人生塾の塾長にしてホリスティックニュートリション(総括的栄養学)研究家の久保さんと、「健康とは何か」を深堀りしていく対談企画。「健康と不健康は何が違うのか」「人間は不健康では幸せになれないのか」など、様々な角度から「健康」を考えます。
第66回 免疫力も「ありすぎる」と毒になる
第66回 免疫力も「ありすぎる」と毒になる

最近、ちょっと痒くてポリポリっと掻いたところが、なんだかミミズ腫れのようになるんですよ。昔はそんなことなかったのに。それで皮膚科に行ったところ「これはアトピーじゃなくて蕁麻疹ですね」と言われまして。

そうらしいんです。だから薬も、アトピーの時のような塗り薬ではなく飲み薬を処方されました。それでお医者さんに「なんで免疫力が落ちてるんでしょうか?」って聞いたら「安田さん、それは歳のせいです」って言われちゃいまして(笑)。

そうですそうです。すると次は「自然免疫」というのが起こる。白血球が菌を殺そうと頑張るわけです。それでも対処しきれない場合、今度は体の熱をあげて抗体を作る段階までいきます。今のお話を聞いていると、安田さんは最初の第一関門が危うい状態なのかもしれませんね。

そうですね。腸内環境がよい状態であれば、有効活用できる栄養素しか入ってこられません。でも腸内環境が悪いと「消化不良の大きな分子」「細菌」「アレルギー物質」といった、本来であれば体内に入れないものがどんどん入ってきてしまう。

ところが誰でも入れるビルだったら、見慣れない人を見た時に「この人、ちょっと怪しいかも…」って思えてしまう。数人レベルなら「念のため警戒しておこう」という程度ですむと思うんですけど、そういう人がビルの中のあちこちにたくさんいたら…。

ですよね(笑)。第一関門の調子が悪いということはそういうことなんです。つまり、バリア機能が整っていないと、体内に入ってくるものすべてに対して、良いも悪いも関係なく、とりあえず攻撃しまくってしまう。それが過剰反応、つまりアレルギーなんじゃないかと考えています。

ではそういった免疫の過剰反応を改善するにはどうしたらいいんでしょうか? 私の愛用しているナゴミソルトは効果がありますか?

ナゴミソルトは、酸化を還元するので活性酸素などによる炎症を抑えるには非常に効果的です。さらにミネラルがしっかり入っているから細胞を整えてもくれる。そういった意味では「免疫力アップ」という部分に貢献はしてくれると思います。

ふむふむ。蕁麻疹が治るかどうかはさておき、免疫力アップには効果があるだろうということですね。ちなみに腸内環境をより良くするには、発酵食品を食べるのがいいんでしたっけ?

そうでしたか。カチカチだったりコロコロだったり水便だったりする「お便り」は、腸内環境が悪い方向に傾いている証拠です。つまり今の安田さんの腸内環境は、ずいぶん健康的になっているんじゃないでしょうか。

なるほどなぁ。かつての私はいつもお腹の調子が悪かったんですが、これはお酒が原因だったんじゃないかと思っていて。今でもお酒を飲むと蕁麻疹やアトピーが出やすくなる気がします。お医者さんは「お酒と蕁麻疹・アレルギーは全く関係ない」と言うんですけど(笑)。
対談している二人
久保 光弘(くぼ みつひろ)
健康人生塾 塾長/ホリスティックニュートリション研究家
仙台出身、神奈川大学卒。すかいらーくグループ藍屋入社後、ファンケルへ。約20年サプリメントの営業として勤務後、2013年独立し「健康人生塾」立ち上げ。食をテーマにした「健康人生アドバイザー」としての活動を開始。JHNA認定講師・JHNA認定ストレスニュートリショニスト。ら・べるびい予防医学研究所・ミネラル検査パートナー。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。