“生粋の商売人”倉橋純一。全国21店舗展開中の遊べるリユースショップ『万代』を始め、農機具販売事業『農家さんの味方』、オークション事業『杜の都オークション』など、次々に新しいビジネスを考え出す倉橋さんの“売り方”を探ります。
第129回 「商品」と「サービス」、本当に儲かるのはどっち?

万代さんはリユースショップとして「形のあるもの」を売ってますよね。一方で私は、採用コンサルみたいな「形のないサービス」を売ってきました。この「有形」と「無形」、売る側の感覚ってやっぱり違うと思います?

そうなんですよ。例えば洋服を買う時に「一緒に選んであげる」というサービスを単体で売るのはすごく難しい。なぜかと言えば、セレクトショップに行けば、センスのいい店員さんが無料で選んでくれるからです。

そうそう。「形のない価値」を「形のある商品」に乗せて売るほうが、収益化しやすいんですよね。万代さんのお店も、「楽しさ」というサービスを提供して、クレーンゲームや古着という「モノ」でお金を頂いているわけじゃないですか。

ああ、言われてみれば全く同じ構造ですね。でも僕がコンサルティングビジネスを見ていて「難しそうだな」と思うポイントは、圧倒的に「リピート」なんですよ。安田さんの今のウェブマガジンはリピートするじゃないですか。

気持ちとしては「100%リピート」のために頑張ってますけど、でも現実的には新規の取り組みもやり続けてます。年末年始みたいな繁忙期は新規のお客様が来てくれるチャンスなので、そこでいかに魅力を伝えてリピーターになってもらうかが勝負ですね。

まさにリピートの壁にぶち当たってましたね。売上が30億円になった時に、抜けていくお客さんと新規で入ってくるお客さんがちょうどイコールになっちゃったんです。バケツの穴から漏れる水と入る水が同じになった。
対談している二人
倉橋 純一(くらはし じゅんいち)
株式会社万代 代表
株式会社万代 代表|25歳に起業→北海道・東北エリア中心に20店舗 地域密着型で展開中|日本のサブカルチャーを世界に届けるため取り組み中|Reuse × Amusement リユースとアミューズの融合が強み|変わり続ける売り場やサービスを日々改善中|「私たちの仕事、それはお客様働く人に感動を創ること」をモットーに活動中
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。


















