創業融資を考えているという方からのご質問。大久保さん自身の独立当初の“らしい”経験談を交えたアドバイスをお届けします。物件を転貸やサブリースシステムで契約している場合の注意点も確認しておきましょう!(音声はこちら)
>>>大久保圭太氏のプロフィール

さあ、というわけで、今日は創業された社長さんからご相談がきております。33歳かな、西暦で来てるんで、多分33歳ですね、はい、いきたいと思います。独立3か月です。芸能業界のネットワークを活かし、不動産会社とのマッチングビジネスを仕掛け非常に出だしが良くスタートを切ることができました。営業も順調なんでマネタイズ自体は心配ないのですが、キャッシュフローに振り回されないよう創業融資を受けようと考えています。過去の音声を聞いて創業から1年以内でないと創業融資を受けられないと聞き、「なんと良いタイミングで聞けたのか」と感謝の気持ちでいっぱいです。

あ~、なるほど。そんなに借りられないですね。まあ、今の質問のことで言うと、2年目だと借りられないわけじゃないです。ただ、だいたい1期目赤字とかでめちゃくちゃになっちゃうから借りにくくなるよねっていうことで、絶対に1期目じゃないと借りられないことは全然ないですよ。だから、今順調で足元それだけ良くてプラスなんであれば、2期目でも借りれることは借りれるかもしれないかなっていう感じですね。

ないというのが1つ。で、具体的にっていうと、お金貯めたのか?っていうのがあると思うんですけど、自己資本の話でね、今、だから、通帳に、個人のほうでもいいから、法人の資本金がいくらなのか分かんないけど、資本金プラス個人の預金がどれぐらいあるかっていうのが1つ具体的には。

うん、個人預金が重要になるかなと。そのビジネスやるのにちゃんとどれだけ用意したかっていう。要はお金ある人にしか貸してくんないから。なので、それがどれぐらいなのかっていうのをまず確認するということだね、自己資金を。その辺、情報があればあれなんだけど、まずそれがゼロじゃないというか。

そうそうそうそう。一応10分の1が自己資本だから、政策金融公庫の場合、だから9倍借りれんのか。そこまでだいたい行かないんで、だいたい目安としては2倍ぐらいなのかなと思って。で、今、マッチングで仲介手数料取ってんのかな。

どういう形で取ってるんですかね。ただ、これ、不動産の売買とか不動産のいわゆる賃貸のマッチングじゃないんじゃないですか?業界違う所とネットワークを活かしていってるんで。具体的には分かんないですけど、多分、いわゆる不動産業の仕事をしてる感じではない感じですね。

ストックならまだね……まあ、ストックでも絶対安全とは言えないけど、ストックじゃないんだったら今順調でも分かんないからね。今順調であれば逆に会社のお金増えてると思うので、そういう意味じゃ、そこの3か月の試算表を、彼の場合はね、まあ、彼か彼女か知らないけど、出してもらえれば、そこは強くなるよね、1つ、実績が出てるので。まあ、実績は、ストック型だとさらにいいんだろうけど、その計画の根拠だね、事業計画を簡単に作る必要があるよね。だから、今期の着手見込み、何月決算かで「今の3か月プラス今後こうなりますよ」みたいなものをまず作って、「だいたいこれぐらいの決算です」と。で、できたら「3年とか5年ぐらいこんな感じでいきますよ」というのを、そこは大雑把でいいと思うんで、妄想ぐらいでもいいと思うけど「こんな感じです」というのを作ってもらえれば、まず手続きとしては1ついいのかなと。その2つだね。個人と法人の預金があることと、試算表と計画を持って政策金融公庫に行くと。

うん。まあ、ちょっと難しいと思うんで、まずはP/Lだけでいいと思うんで。B/Sまで作ると多分ソフトとか要るので、だいたい売上と利益と人件費とか、「人がこう増えていきますよ」みたいなものがあればいいかなと。で、「今順調だから要らない」とはいっても、運転資金はあると思うんで、即日、飲食店とかじゃなければ運転資金大きくなってくるわけだから、取引が大きくなると。要は売掛金が大きくなるし、社員さんとか雇うんであればそっちのコストも出てくると思うから、その辺を理由に増加運転資金みたいな形で書くんだわ。で、政策金融公庫だとホームページに創業融資のフォーマットがあるから。超具体的に言ってるけど(笑)

人によるけど、でも、3か月でビジネス立ち上げちゃえるぐらい優秀な方だったらできんじゃなないの?か、もう1個は、保証協会も使えるので、要は、公庫にツテがあればあれだけど、ないと自分で作っていかなきゃいけないから、とはいってもやっぱり人によるじゃない?アドバイスが的確な人と、だから、そこは運もあるから、税理士さんに紹介してもらうとかで……まあ、あんま言っちゃいけないけどさ、やっぱ、それはしょうがないよね、向こう側が組み立てるわけよ、融資の、組み立てるというか、優秀な子は組み立てるじゃん?自分で、「こうやってやればお金必要っていうふうになるよね」っていうのを組み立てられるから作れるんだけど、分かんない子はさ、「お金ないんすよね!」みたいな。そうなっちゃうと借りれない、まあ「貸さなくていいの?」みたいなとこもあるけど、まあ、べつに公庫はいいんだろうけどさ。だから、民間の銀行員とかで誰かいい子を紹介してもらって、創業融資で、それは信金さんとかでもいいと思うけど、保証協会の融資がしたい所、だからもちろんメガとかではない所で、信金さんか、地銀さんか、「協会ならいいですよ」って言ってくれる所を見つけて、そこの銀行員さんに相談しながらっていうのもあるかもね。計画だいたい作っておいて「こんな感じで借りれますかね」みたいなので協会のほうを持ってってもいいかもしれない。

あんま知らないんだけどさ。創業融資あんまやってないからさ。調べたら出てくんじゃない?まあ、あんまりエリア限定するとあれだからさ。一般的にはそういうのを。だから、各エリアそういうのもあると思うから、聞いてもらいながらね。いずれにしても計画と自己資金にはなると思うんで。あと、最近よく言われんのは「事務所ちゃんとあるか」は言われるかもしれないね。だから、バーチャルオフィスとかだと実態がないみたいな話。特に今の聞いてるとビジネスモデルとしてもしかしたら分かりにくい可能性があるから。銀行さんはあんまり色んなビジネスモデル知らないからね、新しいの分野とか。でも、しょうがない。無数ある中で新しいモデルが今みたいにどんどん出てくると。だから、それをちゃんと理解できるような資料を作ってあげるとか。

行く場合多いね、協会の場合は。で、転貸のときに出ないことがあるね。俺、一番はじめのとき転貸で出んかったもんね、「実態がない」って言われた、来たのに。事務所あんだよ?一応、ちゃんと、看板も出してて。

税理士会登録もしたのに「実態がない」って言われたから、「税理士会に問い合わせたら?」みたいな。「そういう問題じゃなくて、事務所が転貸なんでいつ逃げるか分かんない」みたいな。1時間話して「実態がない」って言われて「俺オバケか?」っていう(笑)なんだよと思って。

そうそう、当時か、ちょっとしてからの話。そのときは出なくて、そのあと無理矢理というか、一応作ってみようかなと思って、なんか知らないけど、そうやってプロパー1,000万単位で出てんのに協会だけ300とか500とかってバカにしとんかい!と思って。

やっぱ税理士バッジだね、あれはね。「さすがに踏み倒さないだろう」と思って。500万ぐらい、まあ、働けば返せるからね。士業とか、例えば薬剤師とかね、ああいう人たちも強いよね、だって、いくら事業失敗してもライセンスなくならないように働くもんね。

サブリースだから要らないっちゃいらないケースもあるんだけど、赤字になったら倒れちゃうから。要は投資をしない。サブリースっていうと、オーナーさんが店をつくってくれて、そこを借りてやるっていうふうになると投資も要らないから。で、「日銭でもらうんだから運転資金要らないでしょ?」って言われちゃうと結構出ないね。