「なぜ、大久保先生は銀行のことに詳しいのでしょうか?」というご質問。税理士さんと銀行さんのお付き合いを紐解けば、その税理士先生の得意分野がわかってくる。ということで、大久保先生がなぜ銀行にお客さんを紹介するのか、お客さんへどのような支援をしているのか、を改めて深堀していきます。(音声はこちら)
>>>大久保圭太氏のプロフィール

肩書きとかがありません。質問だけいただきました。
「某メガバンクの銀行員と銀行員の友人と久々に食事に行きました。お互いに最近の面白い情報・リソースの話をするなかで、私が大久保先生のポッドキャストの話をしたら、まさか大久保先生から多くの顧客を紹介してもらっていると聞き、大変ビックリいたしました。」

重ねる(笑)そのなかにいたから、融資って簡単というか、なんていうかな、やっぱ悪い企業ばっかり見てて、銀行にいじめられてきたしさ。悪い企業を回復させんのすごい大変じゃん?できるケースもできないケースもあるし。それでも会社つぶすわけにはいかない。そういうことばっかりやってて。いまはある意味、そこに持っていっても借りられない人は持っていかないから。だけど、これ結構あるあるで、銀行の人とかと話すと、例えば、初めて支店の子と話すとさ…まず前提条件として、「先生」って言いながらも、彼らも「どうせちっちぇえとこしかやってねえんじゃないの」って思ってるよね。

たぶんね。でも、「まぐれはあるかも」って思ってる。自分で飛び込みするよりは確度高いじゃん?税理士巻き込んだほうが。みんなそれで苦労するわけだから。税理士さんに聞くっつって知りもしないのに答えてみたいなケースはリアルにあるし。保険とかもそうだよね。保険屋さんは顧客の契約が、「最後絶対税理士に止められる」っつって。まぁ、自分の組んでる保険を売られるっていうそういうふうになってるけど(笑)だから銀行もそうで、たぶん税理士さんに「いらないですよ」「他の銀行でいいじゃないですか」とか言われちゃったら困るから、そういう意味では税理士経由で紹介してもらいたいというか……はすごいあると思うんだよね。だから紹介してるってだけなんだけど。あの頃の再生に比べたらさ、逆に言ったら金融情勢がこんなだから調達天国じゃない?で、「納税しろ」じゃん?基本的に。

そうそう。だから、税理士さんのほうだって、日本の80パーぐらいは1億以下の会社の申告をやってる人たちじゃない?まあ、それはもちろん必要なんだけど、そこまでやれないよね。だって、銀行出ないもん、赤字ぐらいのトントンぐらいで回ってる中小企業が悪いわけじゃないけど、でも、やっぱりそこを取らないっていう決断をしてるから、うちは。売上1億以下とかやってないから。

これ、ちょっとね、敵もつくるかもしれないけど、頑張ればできるよ。業種・業態によるけど、利益出して売上1億つくるぐらいは、俺は財務そこまでいらないとは思う。創業融資とかはもちろん別だけど、多少のレバは必要だけど、そこから先の世界がやっぱり厳しくなってきて、10とか超えてくるときに出口だったりとか、いろんな戦略でCFOみたいのが必要だったりみたいな感じだと思うんだけど。要は10億なのか50億なのかあれだけど、CFOがいるなら会社が直接銀行とやり取りして、1~10億、でも3~10億ぐらいは銀行のことはわかんなくて税理士さんに聞いて、でも税理士さんはわかんなくて、みたいなのを繰り返してるから、ある意味銀行もわかってるよね。この先生わかってんのか、わかってないのかみたいな。特に権力あるみたいな地方のジジイ系はさ……

あ、そうそう。そうするとさ、「うちの関与先なんだから出せ」みたいな、赤字で債務超過なのに「なんで出ねえんだ」みたいな言うやつもいるらしくて。やっぱそこは冷静に見てるから、それを無理やりどうこうしようっていうのは無理だから、そしたら、ちゃんと「こうやってやるしかないよ」とか、「リスケジュールしたほうがいいよ」とか、そういうちゃんとしたことをやってって銀行さんともうまくやってって、やっぱ金融情勢変わったときに、俺らも銀行の現場の人の声でこっちも情報をアップデートしていかなきゃいけないから、そういう意味でやっぱ銀行さんとの付き合いが多ければ多いほど、そういうノウハウはどうしてもたまっていくっていう感じだよね。

昔からシンプルに言っているとおり、「現預金しっかり持って、ちゃんと納税しなさい。攻めましょう」って言ってるスキームで1億円以上の方々をクライアントに勝負している結果として、ババババっとそういう情報がスパイラルとして入っていき、支援しているうちに結局エグジットの相談も増えるので、気づけばM&Aも増え、IPOも出始めみたいな雰囲気になり、時流に乗ってるというか、って感じですよね。

時代とお客さんだよね、やっぱ。お客さんの伸びが凄いいいなって思うわ。ホントにさ、また忘年会ネタで恐縮だけどさ、そういう意味じゃ、あの頃の俺らもそうだったけど、彼らもそうだった4年前とかがあってさ、それがこう、財務では彼らのビジネスモデルが時代に合ってて伸びてて、財務の調達頑張って、エグジットしたとかいう話をつまみに酒を飲んでさ、「あの頃はこうでしたね」みたいな。ちょっとジジイでしょ?
・・・後半へ続く・・・