前半では全く質問には触れず、Colrzさんのつくば支店の話題で盛り上がりましたが、後半ではきちんと質問に答えます。「年商15億、株価5億、毎年5000万の利益。共同経営でともに55歳。株の所有は50%ずつ。5年後に引退したい。」との質問。財務アタマがフル回転の回答です。(音声はこちら)
>>>大久保圭太氏のプロフィール

ああ、そうだそうだ。はい。えーと、どうしようね。株価が高すぎる。だから、5年後、まあ、若いけどね…5年後に、社内に継ぐとなると、やっぱ株価を下げないといけないよね。いま雇われてて、次の人は買えないじゃん。買えないから下げるしかないよね。そうすると、何で下げるかって、やっぱ、ベタだけど退職金なんだろうと思ってて。

創業で2人だとすると、25年で、5年後だから30年。退職金がだいたい「最終の月額の報酬」×「年数」×「だいたい3倍」とか、まあ、そこは顧問税理士にリスクとってもらってあれだけど、だいたい3倍ぐらいだったとすると、でも、5億あって、毎年いくら利益出てるんだっけ?

最後の月額の役員給与の金額×役員年数。だから、いま30年×功績倍率っていって倍率をかけていいんだけど、今回はだいたい3倍までは認められるだろうと。そうすると、だから×90だよね。だから、最後の報酬がたとえば毎月100万円もらってたら……

そうですね。×90だから9,000万。最後は月額たとえば500万だとしたら4億5,000万。この場合、いま5億円で、5,000万ずつ利益出てたら、仮定だけど7億5,000万になっちゃう。なっちゃうっていうか7億5,000万じゃたぶん買えないだろうから、1人3億7,000万ずつ退職金とって株価ゼロにして、次の方に渡す。

そう。だから、いま給料いくらかわかんないけど、5年後の出口っていって、もし、いま100万だったら100万ずつ上げてって、急に上げると課税庁に言われる可能性もあるんで。あ、こんな話していいんだっけ?(笑)

知らない。調達ができるのか、あるいは、いま保険とか何とかで積み立ててきてるのか、そのへんはちょっとわかんないけど、一応そうすると次に渡せるよっていうことと、本当に、あとは次に渡しちゃっていいのかっていう問題が。次の世代がわかんないけど。

社団法人に移して。社団法人って相続対策で使われてて、要するに株価高い株を社団法人に渡してしまうことで、持分というか、財産権はないから相続対策をはずしちゃうんだけど、去年かな、改正が入って、要は親族で2分の1以上持ってたらだめよと。2分の1以上持ってたら好きなことやれるから。

そう。だから、その次の後継者のときも株価対策しなくてもいいから、それだと。そうすると、そこに理事に入ってもらうことで、次の代、次の代、次の代……みたいのができるかもしれない。ただ、変なやつも入ってくるだろうし。

そうそう、になるんだろうなっていう感じはする。なので、それも渡し方としてはひとつだけど。ただ、そうすると、退職金ってさ、だいたい細かくなっちゃうと55パーセントの2分の1だから、いろいろ細かい計算はあるけど、半分ではあるけど、27.5じゃん、税率が。

いやいやいや。だってさ、株売ったら20パーでいいんだよ、ってなるじゃん。だから、この手のケースだと、結構M&Aなんて、特に地方だと思うかもしれないけど、例えば7億5,000万の株価あってさ、5,000万が…そのまま本当に続いてたらね、例えば……