「気づいたら利益2000万円出ていて今月決算…節税…?どうしたらよいでしょう?」との質問に答える後半。学生時代に創業して3年目の質問者さん。こんなときも考えるべきは出口戦略。基本に立ち返りましょう。(音声はこちら)
学生時代なんて、普通にたぶんグチャグチャでしょうからね。2年目ひどそうですよね。
そうだよね。
納税してなかったものとか、めちゃくちゃありそうですよね。「源泉抜けてます」とかね。
あるよね。でも、源泉とかもさ、企業に負担させんのどうかと思うけどね。大変じゃん。
そうっすね。
もう、うちも面倒くせえなと思うもん、なんかさ。
ホントですね。管理表どうすんだよ。
そう。税理士とか弁護士の源泉とかもあんじゃん。もう法人にしてくれよと思わない?面倒くせえと思って。
たしかに。抜けますしね。
しかもさ、あれ、士業とかの源泉ってしなくてよくない?「そんな信用してないの?」と思わない?キャバ嬢とかはわかるよ、納税しねえだろうからさ、
ああ、なるほどね。
講師とかさ、呼ばれて講演して、「それ、脱税する前提でしゃべってんの?」みたいな話じゃん?
ああ、たしかにね。
ね。弁護士とかさ、納税すんだろと思うよね。
ホントですね。バッジ取られちゃうよ、みたいなね。
そうそうそう、そうなんだよ。よくわかんねえんだけどさ。だから、とにかく500万ぐらい納税してさ、1,500万ぐらいキャッシュ出るじゃん。銀行から例えば1,000万3行ぐらい借りてさ、5,000万ぐらいになるじゃん、キャッシュ。ぜんぜんフェーズ変わんない?
たしかに。感覚変わりますよね。
そう。だから、そこに行っちゃったほうが、今ここでつまらんことをやって利益減らしたってね、っていうホントに基本というか。その時点で間違えちゃうし、「節税しなきゃ」って26歳でも思ってしまうという、この国の中小零細に蔓延する空気感が問題だと思うよ。
いやぁ、でも税理士に言われてるんじゃないですか。
そうなんだよ。
絶対言われますよね。
あいつらが会社ちっちゃくしてんだよ。日本の生産性下げてんだよ(笑)
なるほどね。それ、税理士の影響ってデカいっすからね。
デカいよ。
決算締めないと思い出さないじゃないですか。
だって、俺もさ、あんまり関与してないんだけどさ、急に「どれぐらい使えばいいですか?」みたいな。「いや、わかりませんよ」みたいな、「使わないほうがいいんじゃないですか」みたいな。「でも、税金が……」みたいな。「たぶん払った以上には取られませんけど」みたいなね(笑)
そうね。そうなんですけど。
だから、なんかさ、ちょっと、どうしても付き合いとかでそういうのを見なきゃいけない。でも、俺、もう個人やめようと思って。面倒くせえもん。この間「出口どこですか?」って言ったら「駅のですか?」って聞かれたからね(笑)
ちょ、うそでしょ。
いや、ホント(笑)
うそでしょ(笑)
マジで。俺、もう止まったよ(笑)
(笑)
行かないから。行く前提ならわかるよ、俺が。ウケない?
なんですか、それ(笑)
いや、わかんない。
駅のですか(笑)
「駅のですか?」って言ったから……(笑)
しょーもなさすぎてツボりますね、それ(笑)
いやぁ、ホントもう、ちょっとね、説明すんのやめた(笑)
大丈夫ですか?(笑)最高っすわ。
だけど、そういうことでしょ。「いくらなら払うんですか?」みたいな。払えばいいんだよ。
税金を?
税金を。
で、借り入れしろと。
借り入れすればいいし、しなかったとしても残るんだから。いらないもん買ったって残らんから。ホントにそれだけはちゃんと伝えてほしいよね、税理士もね。
そうですよね。でも、よかったですね。間に合うのかな、この放送から。ちょうど2月ぐらいに聴いて「あっ」とかなってそうですね。
「保険入っちゃった」みたいな。
そうそう(笑)
まあ、べつに保険が悪いとは言わないけどさ。必要になったら入りゃいいけど。でも、だいたいそういうときに、ちゃんと健康診断、段取りして、パパパッって入れちゃう保険屋さんいっぱいいるから(笑)「段取りはえーな」みたいな。
金と人情の人ですね。
そうそうそう(笑)金と人情?金と気遣い。
金と気遣いか(笑)
まあ、まあ、いいんだけどさ。でもさ、俺、保険屋さんもなくなると思うんだよ、仕事。
なんですか?ネットですか?じゃなくて?
ネットもそうだし、だって、べつにライフプランとかシミュレーションして……まあ、ネットでもいいし、そもそも、ほら、全損とかもなくなってるしさ、節税ということで売れないわけだから。だからM&Aやればいいと思ってんだよね。だって、ライフプラン聞くんでしょ?保険屋さんが。ライフプラン聞いて、話すときに出口戦略の話をすればいいよね。
ああ、はいはいはい。たしかに。
そうすると保険売れないじゃん、退職金だから。違うの。俺、気づいた。退職金のほうが安いところまであるじゃん、何千万か、ちょっと計算してないけど。要は税率が低いとこ。そこまで保険に入れて、出口戦略のM&Aの仕事を受託すりゃいいじゃん。
その場合は大久保さんみたいな人に振ればいい?
まあ、たぶん振るっていうのもあるし。
要は営業代行をしてあげるとかですか。
ぜんぜん関係ない角度から…ほら、M&Aで行くと「売りたくないから」って言うけどさ、ライフプラン聞いてて、「社長、これ、退職金で積み立てると、こんな保険料いっちゃうから、最後ここ売ったらいいんじゃないですか?」みたいな話してて、「相談してくださいよ」っつったら、そいつに行くよね。
なるほど。たしかに。
で、何年後かわかってるなら、ちょろちょろ連絡して「どうっすか?」みたいなことをやったらいいのになって思うんだけど。
いい営業トークスクリプトをつくりましたね。
でしょ?あ、言わなきゃよかった(笑)
できる人はサクッとできそうですね。動いてればね。
そうだね。それでやりたい保険屋さんは僕と組んでください(笑)
ああ、いいですよね、それは。たしかに。
そうそうそう。銀行とかよりはぜんぜん優秀……まあ、言い方はあれか、営業力あるからさ。
寸止めできてないです(笑)
(笑)
言い終わってました。
なにも言ってないよ。なにも言ってないよ。
あ、そう聞こえてたのか。
そうそう。心の声。たぶんそう。心の声。
(笑)ま、というわけで、なんか久々に原点に戻る感じで。
Back to the Basic。
Back to the Basic(笑)
ヒップホップに絡めんなって?(笑)
まあ、という感じで、ぜひ頑張ってみてください。
はい。
1回ね、大久保先生に会いに行ったらどうかなと思いますけど。……以上です!
なに?(笑)
ありがとうございましたー。
ありがとうございまーす。