【大手の作法/017】 観察眼を磨け

一方、中小企業で働く方々の悩み・不満は?

大手とは資本も人員構成、ビジネス規模にも違いがある中小企業ではどうかと言うと。
・給料が安い
・労働条件が悪い
・異動が少ない
・制度・システムが出来上がっていない
・斬新なアイディアを求められる風土がプレッシャー
面白いもので。およそ、大手の不満の真逆のように感じます。。

要するに、人はないものねだりをする生き物だということ。
だとすると、相手の「ねだっている」「欲している」であろうこと。例えば「職場に足りないもの」「求めている環境」などについて観察・情報収集することが必要です。その観察眼が正しければ相手の悩みや問題の本質が浮き上がり、自ずと課題対策は検討・提案できるのかと思います。先ずは観察眼を磨くために、喫茶店や電車内などでの人間観察を趣味にしてみても良いかもしれないですね。先日お亡くなりになられた名将・ノムさんも人間観察が趣味だったようなのです。

 


高松 秀樹(たかまつ ひでき)

たかまり株式会社 代表取締役
株式会社BFI 取締役委託副社長

1973年生まれ。川崎育ち。
1997年より、小さな会社にて中小・ベンチャー企業様の採用・育成支援事業に従事。
2002年よりスポーツバー、スイーツショップを営むも5年で終える。。
2007年以降、大手の作法を嗜み、業界・規模を問わず人材育成、組織開発、教育研修事業に携わり、多くの企業や団体、研修講師のサポートに勤しむ。

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