このコラムについて
「担当者は売り上げや組織の変革より、社内での自分の評価を最も気にしている」「夜の世界では、配慮と遠慮の絶妙なバランスが必要」「本音でぶつかる義理と人情の営業スタイルだけでは絶対に通用しない」
設立5年にして大手企業向け研修を多数手がけるたかまり株式会社。中小企業出身者をはじめフリーランスのネットワークで構成される同社は、いかにして大手のフトコロに飛び込み、ココロをつかんでいったのか。代表の高松秀樹が、大手企業とつきあう作法を具体的なエピソードを通して伝授します。
本日のお作法/サウナの効果・効能
最近、サウナ周りがアツい。テレビドラマのタイトルになったり、アートを掛け合わせたイベントが人気となったり、自社にサウナルームを設けたりするなど、福利厚生として扱う企業も増えてきているようです。
SNSでも多くの方が、情報を発信し、その楽しさや豊かさ、効果・効能などについて頻繁に目にします。
某大手さんには「サウナ部」なるものがあり、先日、部員の方々と打合せの機会があったのですが、その取組みや効果などについて話してくださいました。
◆健康面について
・血行が良くなり、首や肩のコリ、腰や背中のハリが改善する
・自律神経が活性化され、心身のバランスが整う
・簡単にリラックスでき、ストレス解消になる
・水風呂とのセットで、全身に血が回り、汗とともに乳酸(疲労物質)も出してくれる
◆組織面について
・立場や役割に捉われないコミュニケーションが生まれる
・組織の枠を越えたメンバーとの交流が深まる
・リラックスした空間での雑談から新たなアイデアが創出される
・サウナ後の懇親会は、これまでの飲みニケーションを超えた場となっている
などなど、月に2,3回の活動は、カラダだけでなく、企業経営においても、大きな効果があるのだとか。
ほとんどの話に納得をしたものの、「どうして、これまでの飲みニケーションを超えるの??」と疑問に感じ、問うてみますと、
当然でしょ!といったご表情で
「服だけじゃなく、肩書きや立場も脱ぎ捨てて、同じ空間で時間を共にするんですよ」
「そのうえ、それぞれが体も心も頭もめちゃくちゃスッキリさせ、リラックスした状態で、酒に向き合えるんですよ!!」
「気持ちよく、ガッツリ酔えますよw」と皆さん大笑い。
どうやら、サウナ後の懇親会は、ベストコンディションでアルコールに向き合えるとのことで、高松的には早速トライしよう!と思ったのですがw
全てを脱ぎ捨てたフラットな関係性作り、心理的安全性が保たれた対話の場の創出、こそがサウナの効果・効能なのでしょうね!