庭師でもない。外構屋でもない。京都の老舗での修業を経て、現在は「家に着せる衣服の仕立屋さん(ガーメントデザイナー)」として活動する中島さん。そんな中島さんに「造園とガーメントの違い」「劣化する庭と成長する庭」「庭づくりにおすすめの石材・花・木」「そもそもなぜ庭が必要なのか」といった幅広い話をお聞きしていきます。
第132回 「植えてはいけない」果樹とハーブの真実

一言で言うと「管理が大変すぎる」からです。特に果実は虫がつきやすいんです。ミカンなどの柑橘系はアゲハ蝶の幼虫がつきますし、カイガラムシも発生しやすい。それらが原因で「すす病」という病気になり、木全体が真っ黒になってしまうこともあります。

きれいな実を収穫しようと思ったら、梅雨前から秋まで、2週間に1回くらいのペースで消毒をしないといけません。それを怠ると、虫食いだらけだったり、表面がボコボコの実になってしまって、とても食べる気にはなれないものができてしまいます。

それなら「ブルーベリー」が一番のおすすめです。虫もつきにくいですし、大きくならないので管理が楽です。あとは「フェイジョア」という木もいいですね。

オリーブに似た常緑樹なんですが、春にエキゾチックな花が咲いて、秋に5センチくらいの実がなります。味はパイナップルとバナナを混ぜたような、トロピカルな味がして美味しいですよ。これも比較的病害虫に強くて育てやすいです。

ハーブでおすすめなのは「クリーピングタイム」ですね。地面を這うように広がるグランドカバーになるんですが、春には一面にピンク色の花が咲いてとてもきれいです。
対談している二人
中島 秀章(なかしま ひであき)
direct nagomi 株式会社 代表取締役
高校卒業後、庭師を目指し庭の歴史の深い京都(株)植芳造園に入社(1996年)。3年後茨城支店へ転勤。2002・2003年、「茨城社長TVチャンピオン」にガーデニング王2連覇のアシスタントとして出場。2003年会社下請けとして独立。2011年に岐阜に戻り2022年direct nagomi(株)設立。現在に至る。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。



















