ミニマリストで食べていく方法が知りたい【読むPodcast | ゲリラマーケティング】

第448回「ミニマリストで食べていく方法が知りたい」
というご質問。
このままでは食べていけないと思います。
なぜなら〇〇が足りないから。
栃尾

こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング。ナビゲーターの栃尾江美です。

金子

使う言葉で人生が変わる?!金子亜佑美です!

安田

安田佳生です。

栃尾

そんなのあるね、よく。

安田

変わりますよ、もちろん。

金子

ほんとにそう思います。使ってるツイッターとかの文章とかもそう思、い、ま、し、た。はい。

安田

はい。

栃尾

……よろしいですかね。

金子

はい。すいませーん。

栃尾

じゃあ、今日いただいてる質問は、40代・エンジニアの方からです。安田さん、栃尾さん、金子さん、いつも楽しく拝聴しています。質問です。ミニマリストならではのビジネスをゲリラマーケティング的に教えていただけませんか?私はミニマリスト歴20年です。海外生活がきっかけでミニマリストになり、いまは引っ越しを都バスで2回ぐらいで済むくらいのものしか持っていません。経験を生かしてビジネスをしたいと考えています。ブログ、整理整頓、コンサル、YouTube、ミニマリスト商品の企画など考えつくのですが、もっと面白いことはないかなと日々悩んでいます。お3人に、ミニマリストを生かした面白いアイデアがあれば教えていただきたく、質問させていただきました。よろしくお願いします。ということです。

金子

おっ、おお!ミニマリストさんから?すごい。

安田

「都バスで2回」っていうことは、これ、自分で持てる量ってことなんですかね。

栃尾

と思ったんですけど、なぜ電車じゃなくて都バスなのか(笑)

金子

(笑)

安田

この方の近所が都バスなんですかね。東京都に住んでることがバレちゃいますけどね。

栃尾

ああ、そういうことなんですかね。

金子

ほんまや(笑)

安田

都バス2台分だったら、えらい量ですからね。

栃尾

そうですね。バスに詰め込むのかと(笑)。違いますよね。「手持ちで2往復で行ける」みたいなことなんですね、きっと。

安田

そういうことなんですね。

金子

いや、すごいなあ。

栃尾

すごいうらやましいなあ。

金子

うん。うらやましい。

安田

ということは、2人だったら1台で済むってことですね。

金子

お~、ほんまや。うんうん。

栃尾

算数の問題みたい(笑)

安田

ミニマリスト歴20年……

栃尾

先取りですね。

安田

だんだん減ってきたんですね。

栃尾

ああ、なるほど。

安田

40代っていうことは、20代からやってるわけですね。

金子

うん。

栃尾

すごい先取り。

安田

ミニマリストというと、やっぱり「こんまりさん」しか私は思い浮かばないんですが。彼女はミニマリストじゃないんですかね。

栃尾

ミニマリストではないんじゃないんですか。

安田

あ、そうなんだ。

栃尾

はい。

金子

整理整頓の人ですか。

栃尾

うん。

安田

捨てちゃう人ですよね、でも。お片付けの魔法で、ときめかない物は捨てると。

金子

うんうん。

栃尾

ときめく物を残すって感じみたいですね、どっちかっていうと。

安田

ほおほお。

栃尾

断捨離が「捨てる」に対して、ときめきのほうは「残す」みたいなことを何かでチラッと読んだ気がしますけど。

安田

ふーん。

金子

それもすてきだ。

栃尾

見てる方向が違うっていうか。

安田

なるほど。じゃあ、ミニマリストの代表ってどんな人なんですか?

栃尾

いや、名前は出てこないですけど、本はよく出てますよね。

金子

うん。YouTubeもいっぱいあります。

栃尾

あるある。

金子

うんうん。

安田

持ち物を減らそうってことですよね。

栃尾

はい。そうだと思います。

安田

なるほど。

栃尾

生活とかもなんですかねえ。

金子

うーん。

安田

まあ、こんまりさんがミニマリストかどうかっていうのは、ちょっと意見の分かれるところですが……

栃尾

はい(笑)

金子

(笑)

安田

そこしか知らないんで、その話をさせていただくならば、ミニマリストっていう本はいっぱい出てて、ミニマリスト生活をしたい人もいるとは思うんですが、それを実際ビジネスにして成功してそうな人って、僕らがパッと思いつく人って、たぶん、こんまりさんぐらいしかいなくて。

金子

ああ、そうか。うん。

安田

で、彼女は、僕が思ってたのは、ときめくかどうかで残すか捨てるかを決めるっていうその一点で、他とは差別化できたってことなんだと思うんですけど。

金子

うんうん。

安田

栃尾さんの見方としては、「捨てる」に注目しがちなのを「残す」のほうに行ったっていう、そういう斬新さですよね。

栃尾

そうですね。はい。

安田

まあ、いずれにしても何らかの、そういう他の人とは違う切り口はいるということが、まずひとつですよね。

金子

うん。

安田

「ミニマリストです」っていうのは、よくいつも言いますけど、「うちはうどん屋です」って言うのと一緒で、「うちはラーメン屋です。どうやったら儲かりますか?」って言ってるのと一緒なんで、どういうラーメン屋なの?どういううどん屋なの?他とどう違うの?っていう。だから、「他のミニマリストとあなたは何が違うんですか?」っていうところがないと、これはビジネスとして成立させようがない。

栃尾

なるほど。

安田

っていうのがまず1個ですね。その上で、ブログ、整理整頓、コンサル、YouTubeと、いろいろやってらっしゃいますが……

栃尾

まだやってないんですかね。

安田

あ、やってないんですかね。考えてるってことですかね。

栃尾

はい。

安田

何をもってお金稼ぐのかっていう。近藤麻理恵さんが何で稼いでるのかはわかんないですけど、まず、本が売れて印税入ってきましたよね。

栃尾

はい。

安田

そのうえでいろいろ世界中で講演して、もともと彼女は世界を視野に入れてたみたいなんで、世界中における知名度において、彼女がどうやってお金を稼いでるかっていうのは、私は調べたことないんでわからないんですけど、調べてみたらいいと思います。おそらく、あのぐらいの知名度があって本が売れてる方でも、何でお金をもらうかとか、誰からもらうかとか、どうやって稼ぐかっていうのは、何百通りと方法があるわけですよね。なので、当然この方も「何で稼ぐのか」っていうのは、いくらでも方法があると思うんですけど、まずはやっぱり、何が違うミニマリストなのかを整理していけば、誰がお客さんなのかっていうところがだいぶ絞れてくると思うんですね。

栃尾

そっちが先なんですね。自分がどういうミニマリストなのかっていうのを固めてから、クライアントなり商品なりを考えていくと。

安田

まあ、同時ですよね。どういううどん屋なのかっていうとこに、たとえば「通常はカツオだしだけど、うちはチキンでだしを取ってます」なんてことになると、鶏だしが好きな人なのか、カツオが食べれない人なのか、何らかのそこに来る理由みたいなものができてきて、お客さん像が絞れてきますよね。

金子

ほぉ~。

安田

だから、それはやっぱ同時に考えないといけないですよね。

栃尾

うん。

金子

へぇ~。

安田

買いつづけてくれる、たとえば美容師さんみたいに、2か月に1回は来つづけてくれるとかね、飲食みたいに同じ方が月に何回も食べに来てくれるとか。だから、ミニマリストっていうと、どうしても個人に対して何か教えてお金をもらうようなイメージですけど、対企業を考えてみてもいいんじゃないかと思いますね。

栃尾

うーん、なるほど。

安田

いま、たとえばリモートワークで、オフィスがなくなってる会社とか多いじゃないですか。

栃尾

はい。

安田

会社から物をなくしてしまうのに特化してるとかね。

栃尾

いいですね。

安田

それだったら個人よりはるかにお金もらえると思うし。

栃尾

はい。

安田

ただ、「掃除屋さんとか片付け屋さんと何が違うの?」っていうところは考えないといけないですけどね。

栃尾

はい。

金子

すごいですね。安田さんはミニマリストではないのに、なんか、そういうことをいっぱい考えるんですね、なんていうか。

安田

……まあ、それが仕事なんで(笑)

金子

ヘッヘッヘッヘッヘッ(笑)。すごいなと思いました。

栃尾

「海外生活が長い」っていうのは結構特徴かもしれないですよね。

安田

そうですね。

栃尾

だから、海外でも困らない荷物を持ってるってことですよね、日本だけじゃなくて。

金子

あ~。

安田

うん。旅行にいくときにね、ほんとに私も18ではじめて飛行機に乗ってアメリカ行ったんで、想像つく、ありとあらゆる物を、「万が一困ったら」みたいなので、ものすごい量の荷物を持っていったら、ほとんど何も使わなかったっていう(笑)

金子

(笑)

栃尾

へぇ~。送ったんですか?スーツケース何個も持ってったんですか?

安田

持っていきました。

栃尾

えーっ、すごい。

金子

いや、持ってっちゃうんですよねー。

栃尾

そうなりますよね。でも、国によってもノウハウがあると思うし、海外生活してる人って結構ビジネスマンとかが多いと思うので、そのへんもよさそうだなっていうのは、いまお話を聞きながら思いました。

金子

なるほど。

安田

ね。ミニマリストの価値ってなんなんでしょうね。

栃尾

身軽だってことじゃないんですか。自由っていうか。

安田

身軽?っていうことは「自由を提供する人」ってことですかね。

栃尾

あ~。

安田

まあ、そこらへんを追求してみてもいいかもしれないですね。

栃尾

たしかに。

金子

うん。

安田

「ミニマリストって何なの?」っていう、そこをやっぱり言語化したほうがいいですね。これ、たぶん10人ミニマリストがいたら、10種類の定義があるはずなんでね。

栃尾

いいですね。

金子

うん。意外と知らないもんですよねえ、言葉は。

安田

ということで、おまとめを2秒でお願いします。

金子

2秒(笑)

栃尾

「ミニマリストって何なの?」っていうのを極めて、自分の特徴を洗練させて、ビジネスを同時に考えてみてはいかがでしょうか。

安田

すばらしい!

金子

だー!

安田

はい。ありがとうございました。

栃尾

はい。ありがとう……あれ?(笑)

安田

はい。ということで、本日は以上です。ありがとうございました。

栃尾

ありがとうございました。

金子

ありがとうございました。


*本ぺージは、2021年4月28日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから

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安田佳生
境目研究家

 

 

 

栃尾江美
emitochio.net

 

 

 

金子亜祐美
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