「日本一高いポスティング代行サービス」を謳う日本ポスティングセンター。依頼が殺到するこのビジネスを作り上げたのは、壮絶な幼少期を過ごし、15歳でママになった中辻麗(なかつじ・うらら)。その実業家ストーリーに安田佳生が迫ります。
第100回 今後、100%女性だけの会社は増えていくのか?

私、今までに何度かシングルマザーの方に取材をしたことがありまして。そういう方たちって、子育てしながら1馬力で働いているわけで、ものすごく大変だと思うんですよ。だけど多くの方が「もう二度と結婚はしたくない」って仰っていて。

あ、そうなんですね。前回のお話では、職場に男性はいらないって仰っていましたけど(笑)、中辻さんの人生には男性は必要だと。

確かに「生活するだけ」だったら、他のシングルマザーさんたちが仰るとおり、男性がいない方が楽だと思います。だって一般的なサラリーマンって、ある程度の収入を得ていても、意外とお金がかかるんですもん。

いえいえ(笑)。そもそも私自身、偉そうに言ってますけど、そんなにいい母親ではなかったと思いますね。17歳でシングルマザーになりましたけど、100%子どものために生きていたわけでもなく、自分の趣味や女性としての楽しみみたいなものも捨てきれなかったので。

私が思うに、女性だけの会社が少ないのは「女性経営者」が少ないからだと思っているんです。というのも、私の知り合いにも何人か女性経営者の方がいらっしゃいますけど、そういう会社はやっぱり女性が多く在籍しているんですよね。

なるほどなるほど。経営者の努力次第で、女性だけの職場でも全く問題なく仕事を回していけるというわけですね。働く女性側からしても、「女性しかいない職場」で働きたいという方は絶対に一定数はいるんでしょうし。

そうなんです。ちなみにマメノキカンパニーの求人広告にも毎回「女性だけで会社を切り盛りしています」って書いていますが、あっという間に応募が集まりますから(笑)。
対談している二人
中辻 麗(なかつじ うらら)
株式会社MAMENOKI COMPANY 専務取締役
1989年生まれ、大阪府泉大津市出身。12歳で不良の道を歩み始め、14歳から不登校になり15歳で長女を妊娠、出産。17歳で離婚しシングルマザーになる。2017年、株式会社ペイント王入社。チラシデザイン・広告の知識を活かして広告部門全般のディレクションを担当し、入社半年で広告効果を5倍に。その実績が認められ、2018年に広告(ポスティング)会社 (株)マメノキカンパニー設立に伴い専務取締役に就任。現在は【日本イチ高いポスティング代行サービス】のキャッチコピーで日本ポスティングセンターを運営。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。